5分で分かる!カンナビノイドが有効である理由

私たちは、病気になるとドラッグストアへ行ったり、病院やクリニックで処方箋をもらって薬局で薬を買う。その薬は、用法用量を守って服用することが前提である。薬は、口から入れると胃や腸の消化菅から吸収されて、肝臓を通り抜けて体内に入る。その後薬の活性成分は、血液循環に乗って体内のさまざまな場所や臓器に運ばれ、受容体や酵素などと結合して薬理作用を発揮する。

一般的な薬のイメージは、もともと体内に存在しない異物(外因性物質)を体内に入れていると思われているが、実際の薬理学の世界では、もともと体内にある物質(内因性物質)も薬物として扱われる。ホルモン、ビタミン、神経伝達物質など、多くの内因性物質が医療品として利用されている。

体内にあるなしに関わらず薬物の多くは、細胞の表面上にある受容体(レセプター)と呼ばれるものと結合して薬理作用を発揮する。薬物を鍵とするならば、受容体は鍵穴という関係でよく説明される。

受容体は、タンパク質から構成される複雑な立体構造を持つ鍵穴である。この鍵穴は、もともと体内にある鍵(内因性物質)のために存在していることが、体内に存在しない鍵(天然物または合成品)と親和性があって結合することができる。受容体は、タバコのニコチン、精神安定剤から唐辛子まで、私たちの生理や感情に影響するさまざまな薬物を受け入れることができるのである。

薬理作用の視点から鍵は、作動薬(アゴニスト)と拮抗薬(遮断薬、アンタゴニスト)の2種類に大別することができる。作動薬は、薬(薬物)が、鍵穴(受容体)に入り込んで、細胞に本来の情報伝達が行われるものであり、拮抗薬は、特定の鍵穴(受容体)に入り込むが、入り込むだけで何の作用もなく、その鍵穴に作用を持つ鍵(薬物)をブロックする。

いわゆる薬(薬物)が効くという状態は、鍵穴に鍵が入り込むことによって細胞内に信号が伝達されたり、遮断されたりすることなのである。薬物とそれに対応する受容体は、私たちの体に1000種類ほどある。

代表的なものは、血糖値の維持に重要なインスリンとインスリン受容体、女性ホルモンであるエストロゲンとエストロゲン受容体、交感神経を興奮させるアドレナリンとアドレナリン受容体がある。そして、カンナビノイドにもカンナビノイド受容体があり、この受容体のおかげでカンナビノイド成分が効くのである。

一般的にカンナビノイドといった場合には、薬理作物の麻に含まれている生理活性物質の総称として使われており、合成品やもともと体内にある内因性と区別するために、植物性カンナビノイド(フィトカンナビノイド)と呼ばれている。

人体にもともと備わっている内因性カンナビノイドは、1992年にアナンダミド、1995年に2-AG(2-アラキドノイルグリセロール)が発見された。その内因性カンナビノイドに作用する受容体も特定され、神経細胞上に多く発現するCB1(カンナビノイド受容体タイプ1)と免疫細胞上に多く発現するCB2(カンナビノイド受容体タイプ2)が知られている。

これらの仕組みをエンドカンナビノイドシステム(ECS)と呼び、体内の恒常性維持に役立っていることが徐々に明らかになりつつある。植物性や合成や内因性ともに共通することは、体内にあるカンナビノイド受容体に作用することで、さまざまな効果を発現するということである。

拮抗とは、勢力がほぼ等しく、互いに張り合うことを意味します。

出典 : カンナビノイドの科学

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