コロラド大学がペットの関節炎用CBD研究を主導

コロラド州で先日、第1回獣医学における大麻が開催され、今急速に発展しつつある分野「ペット用のCBD治療」について、ペット所有者、獣医学専門家、獣医師らが議論しました。

カンナビジオール(CBD)が炎症によって起こる人間の関節炎を緩和するのなら、ペットの場合も同じではないか?ということです。

大麻と犬

「治療薬が効かない疾患があるのが問題です。この問題の解決策は、効く治療薬を見つけること。そのために私たちは常に研究しているのです」発作性疾患、炎症性脳疾患、脊髄障害を治療してきた神経学者ステファニー・マクグラスは言います。マクグラス博士は現在、コロラド大学で犬のてんかんおよび骨関節炎の獣医用CBD治療に関する研究を指揮しています。

全ての犬の3〜5%が遺伝性てんかんを患っており、1400万の犬が関節炎にかかっている、とマクグラス博士は言います。これらの疾患は人間においても数百万の患者がいますが、どちらもCBDによってうまく治療されています。

てんかんに関しては、GWファーマシューティカルズ社が開発したCBD系薬剤エピディオレックスが、特に子供におけるけいれん発作を激減させることが示され、間も無くFDA(食品医薬品局)によって承認されます。

臨床試験の内容

マクグラスによる犬の骨関節炎研究に参加できるのは、少なくとも4週間以上目に見えて歩行が困難で、1ヶ所以上に関節炎を持つ犬だけです。通常の検査と同様に、犬にはプラセボ薬が無作為に投与され、その後CBDと交互に与えられます。被験犬はレントゲン写真を撮られ、毎日痛みを評価され、血液検査などを受けます。

この臨床検査は世界中の獣医師や犬の飼い主に、事実調査を提供するでしょう。

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ペット用CBD製品

CBD入りの犬のおやつやオイルはすでにアメリカでは入手可能で、その有効性を示す膨大な数の事例証拠があります。しかし残念ながら、DEA(麻薬取締局)がCBDをスケジュールI規制物質に指定しているため、FDAはこれらの CBD製品を検査することができません。

その一方で、マクグラス博士は自身がコロラド大学で自ら検査しているアプライド・ベーシック・サイエンス・コーポレーションの製品ならペット用CBD製品として安全だと勧めています。その他のCBD入りペット用製品に関しては、製造過程や製品に含まれるTHC量(3%以上は与えるべきではありません)を記載した分析証明書を確認するようにと、マクグラス博士は述べています。

CBDオイルが日本に輸入されるようになってからまだ日が浅いので、日本ではペット用CBD製品はまだアメリカほど普及していません。ですが、犬も人間も含め、全ての哺乳類の体内にエンドカンナビノイドシステムが存在するという事実を考えれば、「人間が使用できるCBDはペットの犬や猫も使用できるのでは?」という考えはそれほど突飛な考えではありません。CBDなどのカンナビノイド(大麻に含まれる成分)は、体内のエンドカンナビノイドシステムに作用することで、さまざまな健康効果を生み出すからです。ちなみにエンドカンナビノイドシステムというのは、睡眠、気分、痛覚、免疫反応、食欲などの生理機能を調節する体内システムのことです。

人間用のCBDオイルでもエッセンシャルオイルなどが添加されていない製品なら、薄めたりエサに混ぜたりすればペットに与えるのは可能なんじゃないかと個人的には思います。症状にもよりますが、ペットは人間より体がぐっと小さいので、本当に少量または低濃度でいいんじゃないでしょうか。

今回コロラド大学で行われているマクグラス博士の研究で良好な結果が出れば、ペット(この場合は犬ですが)に対してCBDは効果的であることが科学的に証明されることになります。この研究結果、愛犬家、愛猫家は要注目ですね。

VAITALITY CBDオイル

参考:HighTimes