CBDオイルの安全性:購入時に気をつけるべきこと

CBDを有名にしたドラベ症候群患者シャーロット・フィジー

5歳のシャーロット・フィジーは1週間におよそ300回起こるてんかんによる大発作に苦しんでいました。父親のマットは、ほとんどうまくいかない従来の逆症療法の代替療法を見つけようとして、ドラベ症候群の治療におけるCBDオイルの効果を賞賛する動画をネット上に見つけました。コロラド州で始まったばかりの医療大麻プログラムの元、シャーロットの両親はコロラド州の薬局で、高いカンナビジオール(CBD)を含む株と低いテトラヒドロカンナビノール(THC)の株、R4と名付けられた大麻の花を見つけました。両親はそれらを数オンス購入し、友人と共にそこからオイルを抽出しようとしたのです。高濃度のCBDおよび低濃度のTHC大麻は、精神作用を最小限に抑える低濃度のTHCの存在、CBDの治療的有用性の双方のために、望ましい薬品です。シャーロットは最初の投与に好調に反応し、発作の頻度を1週間に1度に減らすことができました。

シャーロットの両親はその後、当時コロラド州最大の大麻薬局を所有していたスタンレー兄弟に出会います。兄弟は数少ない人々のみが購入できる高濃度CBD株の栽培者でもありました。両親と兄弟は一緒に、シャーロットや同じような救いを求める他の患者を治療するため、医療大麻CBDオイルの定期的な供給ができるように休眠中の株が継続的な収穫になるように開発しました。その株は今日シャーロット・ウェブとして知られる株となりました。この過程およびその他のニュースが、2013年にCNN局医療担当記者サンジャイ・グプタによるドキュメンタリー「大麻(Weed)」内で放送されると、世界中の人々、特に発作に苦しむ子供たちの両親が“奇跡的な”CBDオイルを求めてインターネットに押し寄せました。見つけられる情報はわずかでした。

資本化されたビジネスは、CBDではなくTHCの存在のために大麻の使用および販売を厳しく禁止する連邦規制物質法によって作られたすき間を埋めるようにすぐさま飛び入りました。法の元で、大麻から派生するCBDは完全に合法ですが、CBDはどこからともなく現れるものではありません。CBDオイルを生産するためには、まず高濃度CBD産業用大麻を合法的に栽培しなければなりません。米国ではそれぞれの州で、工業大麻農家または医療大麻/娯楽用大麻栽培者のいずれかとして認可される必要があるのです。すべての州でこれらの許可証が提供されるわけではなく、また許可証を提供する州においてもそれぞれの許可証によって、パラメーターの設定、規則、誰に製品を販売できるかと含む規定が全く異なります。

言うまでもありませんが、突然に熱狂的となったCBDオイルへの要望には、非常に紛らわしいテーマによって作られた薬物戦争に巻き込まれた国家の複雑さ、また怪しげな製品を売るビジネスの機会が結びつきました。今日でも、人々はCBDの奇跡を発見し、どのように入手できるのかという情報を切望しています。このもつれを解くために、ヘンプから派生したCBDオイルおよび大麻から派生したCBDオイルの違いを理解するための信頼できるガイドを作成しました。

CBDオイル

カンナビジオール(CBD)は筋弛緩の特性で広く知られるカンナビノイドです。単体の場合CBDは精神に作用せず、小さな子供においてさえ、発作の治療に効果があると報告されています。

CBDは薬物を作り出すカンナビス・インディカおよびヘンプを作り出すカンナビス・サティヴァの両方にあります。CBDオイルは、カンナビノイドであるデルタ-9-テトラヒドロカンナビノール(THC)をほぼ生み出さないが、カンナビノイドであるカンナビジオール(CBD)をいくらか生み出す産業用ヘンプである、カンナビス・サティヴァという大麻種から作られます。産業工業化されたヘンプ製品は連邦レベルでは合法ですが、その法律および免許下付は州によって異なります。

すべてのCBDオイルが等しく生産されているわけではない

カンナビジオールの奇跡および有用性に異議を唱える大麻研究者または大麻専門家は少ないでしょう。カンナビジオールは素晴らしい治療的有用性を持つ有力な製品になり得ます。しかし、カンナビジオールが工業ヘンプから抽出され、製造され、濃縮され、処方され、患者または消費者に配達または投与される手段は大いに疑わしいです。 きちんと製造されていないCBDオイル製品によってひどく体調を崩した消費者がいるという報告さえ入ってきています。それらの製品の多くはラベル表示とは異なる、効果のない謎の化学物質または成分を含んでいました。

CBDオイル・ヘンプオイルは健康補助食品として食品医薬品局(FDA)によって規制されており、他の健康補助食品と同様にFDAは“製品販売前の健康補助食品の安全性および有用性を検閲する権利を持たない”のです。これは、今日の医療および娯楽用大麻市場とは真逆です。規制される医療および娯楽市場のどちらも通常は厳重な製品および検査ガイドライン、製造規則を持っています。そしてこれらのガイドラインは通常、医療および娯楽用大麻薬局でのヘンプから派生したCBDの販売を除外しているのです。

FDAのウェブサイには下記の通りの記述がされています。

「2015年2月後半、FDAはいくつかの農場に対して、診断、養生、緩和、治療または病気の予防に関する認可されていない薬物を販売したとして警告書を発行した。これらの農場の一部は製品にカンナビジオール(CBD)が含有されると主張している。FDAがそれらの製品を検査したところ、一部の製品ではカンナビジオール(CBD)は検出されなかった。FDAは診断、養生、緩和、治療または病気の予防に関するこのような製品を認可しておらず、またこれらの製品は時にラベル表示される成分を含有すらしていないということに注意することが重要である。消費者はこのような製品の使用およびこ運輸に際して注意するべきである」

FDAによる警告書、およびカンナビジオールに関連する製品および製造者に対する検査結果はこちらから見られます。
※現在は第三者機関の検疫成分調査を厳しく設けており、内容成分をチェックしている。

逆に、オリジナルのCharlotte’s Webの製作者であるスタンレー兄弟は現在、CWヘンプの名の元でCBDオイルを製造しています。Charlotte’s Web製品のTHC含有量は0.3%以下だったので、評価の高いCBDオイルを顧客に直接届けることを連邦法により認可されたのです。
※CBDオイルは産業用ヘンプから抽出されたカンナビジオールを主成分としている。

多くの医療大麻製品も、一貫した、高品質のCBDを生産している

シャーロット・ウェブだけが、入手可能な高濃度CBD株またはCBDオイル製品ではありません。ヘンプメッズ、エンドカ、ディキシー社などさまざまな製品があります。

1996年以降、米国西部においていくつかの医療大麻市場が発展してきました。カリフォルニア州、ワシントン州、オレゴン州などの地域では、熟練した大麻栽培者に対して、患者のための大麻薬品を栽培するための手段を作成しました。ほぼ20年後、これらの州およびコロラド州を含むその他に地域は、米国における最初の本格的な娯楽用大麻市場へと発展しました。これらの市場における栽培者は、高濃度THCおよび高濃度CBD両方の大麻株を生産し、治療必要性のある患者および消費者を補助するためにあらゆるタイプの外用品、濃縮物、食料品を大麻から生み出してきました。

これらの市場は現在、通常の農業より厳しい検査基準を持つことで知られ、半数以上の州でなんらかの形式の医療大麻プログラムなどが存在しています。これらの市場において医療大麻カード保有者は、ヘンプから派生したCBDオイル製品よりもずっと高濃度のカンナビジオールを含むCBDオイル製品に普通にアクセスすることができます。そして時にその製品は厳しい検査のおかげで、より純度の高いCBDオイル製品でもあるのです。規制された医療または娯楽用大麻市場でCBDオイル製品を入手した際、顧客サービス担当者は製品の由来、成分および検査結果について提示および説明できなければいけません。州認定の研究所は、これらの見識を提供しており、一部の研究所は完全なカンナビノイドおよびテルペン分析を提供してもいます。

CBDは他のカンナビノイドと組み合わせると最良の作用をする

大麻は数百の化合物を含有しており、その内80%が現在カンナビノイドとして分類されています。CBDおよびTHCは大麻の中でも主なカンナビノイドであり、双方とも一般的に比較的高濃度で生じ、また非常に相乗的です。

大麻の天然由来のファイトニュートリエントをあらゆる分野を利用することは、全草薬と呼ばれるプロセスの一部です。この実践は、製薬業界によって普及した化学合成および多用処理に関わるプロセスである分別薬品の実践とは著しく対照的な、ホリスティックおよび代替薬のコミュニティにおいて高く評価されています。

人々が、大麻コンテストで審査員を驚かせようと高濃度のTHC株を生産するために大麻を交配させ始めるよりずっと前、自然に発生していた大麻の草原は主なカンナビノイドであるCBDおよびTHC、その他CBG、CBNなどといった天然由来の治療的カンナビノイド、さまざまなテルペン、フラボノイド、そして健康的な大麻草に存在しうるあらゆるファイトニュートリエントを中程度の濃度で含有していました。イスラエルの研究者ラファエル・メコーラム氏におかげで、これらすべての化合物の相乗効果は“アントラージュ効果”として今日知られています。

CBDの効果を増強するアントラージュ効果とは?

恍惚感を生み出す特性があるために子供に対しては認可されていませんが、CBDの治療量に少量のTHCを追加することは、CBDの効果を大きく強化します。現在多くの州で医療会員証保有者は、さまざまな割合のCBD、THCを持つ製品にアクセスすることができます。20:1から1:1までのすべての製品は、THCが2に対してCBDが1であっても、カンナビジオールの利点を求める患者にとってさまざまな素晴らしい治療オプションに役立ちます。

海外で売られているCBDオイルと日本で使用できるCBDオイルは異なる

本文を読むとシャーロット・ウェブ(CW)社のCBDオイルをアメリカから購入したくなりますよね。しかし、日本に配送してもらうことはできても確実に税関で止められ、逮捕されるでしょう。これは海外と日本の取締法が異なることが最大の理由です。このCBDオイルをより複雑にしている問題でもあります。

欧米でも同じように大麻取締法が存在します。しかし、世界共通の大麻取締法というものは存在しなく、各国のルールによって取り締まりがされているのです。当然、国によっては法律自体を改正したり、撤廃したりするなどの施策を講じて医療大麻・嗜好品大麻を解禁していることになります。

アメリカの場合で考えていきましょう。アメリカも数年前まで日本と同じような法律が存在していました。(日本の大麻取締法がアメリカが要請してきた法律であるため、事実上はアメリカと同じ法律という意味が正しい)しかし、アメリカの各州などで法改正を行われたことにより、産業用大麻を原料にCBDオイルを製品化することが合法になります。そのため、シャーロット・ウェブ(CW)社のCBDオイルは産業用大麻の葉、花穂などからカンナビジオールを含むカンナビノイド成分を抽出し、製品化することにこぎつけたわけです。

そのCW社のCBDオイルは、アメリカ国内では合法であっても、国に離れれば輸入しようとした者の責任において大麻取締法に接触しているのか、していないのか可否を問われるわけです。日本の大麻取締法は産業用大麻の成熟した茎及び種子から精製された製品のみ許されています。CW社の製品は葉と花穂から精製されたCBDオイルなため、当然大麻取締法で逮捕されます。

特にアジアにおける大麻取締法は制定内容が厳しいため、仮に輸入できたとしても後々逮捕されるということになります。それを裏付けているのが、海外からCBDオイルを個人購入したものの抽出部位が違法なため、逮捕されたケースも何件かあります。このように安易に考えるとあとで取り返しのつかないことにもなります。

日本国内でCBDオイルを販売している業者から購入するときに気をつける点

1.日本国内でCBDオイル販売しているが、海外から商品が配送されるケース

このケースは特に注意が必要です!海外から商品配送されるということは購入者宛に荷物が配送されることを意味しています。上記のように法律に背く商品が送られてきた場合、最悪あなたが逮捕されることになります。そんな会社から購入するのは愚か過ぎます。そもそも日本総代理店である場合、海外や日本国内で正式な認可を得て輸入することが義務付けられています。その時点で違法な手段なのです。

2.CBDオイルの代行業者

このケースはあなたの代わりに海外からCBDオイル製品を購入してくれるサービスのようです。過去に多発したケースでは、お金を振り込んだけれども商品が届かないというトラブルがあったようです。安い買い物ではないため、お金振り込んで商品が届かなければ当然詐欺になります。

3.個人販売者から購入する

個人輸入で販売している者もいますが、こんな人生に関わる製品をどこぞの誰かもわからない人から買うのは危険です。どう考えたって。。。何の保証も担保されない挙句、もし違法な部位からの製品を販売していたとすれば販売者とあなたが逮捕されることになります。これは法人でも同じことが言えますが、そのために正規輸入代理店が存在するわけです。

4.国産を謳い高額な商品を売る業者

日本人はメイドインジャパンに弱いこともあり、安心・安全などの謳い文句などを使い、高濃度でない商品をメディカルなどと記載する有様です。パーセント、パーミルなどと表記する会社にはよく注意してください。

日本国内で安心にCBDオイルを購入するならヘンプナビヘンプタッチのような国の認可を得ている会社から購入することが安全です。