カンナビノイドの可能性を探求する5つの有望なヘンプ研究

国際カンナビノイド研究学会(ICRS)が開いた第25回シンポジウムは、意見を交換し、カンナビノイド研究分野における多種多様で非常に優れた科学者から学ぶ素晴らしい場所でした。4日間に渡る会議は、奇抜な化学的カンナビノイドの実体から、大麻の品質管理方法、CBD(カンナビジオール)およびCBG(カンナビゲロール)などのTHCではないカンナビノイドまで、非常に多様でした。

以下に紹介するのが脚光を浴びた5つの有望な研究です。どんな科学会議でもそうであるように、新しいアイデアを受け入れるために偏見なく聞くこと、また厳しい批評を受けて抱いたこれまでの信念に関する理解を広げることが重要だということを覚えておいてください。アメリカ人作家アルヴィン・トフラーも次のように述べていました。「21世紀における教養のない人とは読み書きができない人のことではなく、学び、知識を捨て、再び学ぶことができない人々のことだ」

1.エンドカンナビノイドシステムは代謝機能に影響を与えることが可能だ


国立衛生研究所神経内分泌学部のジョージ・クノ博士による研究グループは、肝線維症および炎症に関わる他の受容体に影響を与える力も持つ二重標的のCB1r(カンナビノイド1型受容体)拮抗についての発見を発表しました。肝機能障害は時に、アルコール性肝臓疾患、ウイルス感染、2型糖尿病/肥満/メタボリックシンドローム(脂肪肝)の相互作用から生じます。研究グループは、脳組織へほぼ浸透せずに、脂肪消失、血糖代謝および脂肪肝の改善に関する機能的利点を本質的に行う化合物群を総合的に扱いました。これらの化合物は、末梢部(肝臓、脂肪、筋肉)におけるCB1受容体の動作を厳しく抑制する一方で、脳/行動において逆の効果を控えます。

まだ発達の早い段階であるものの、この化合物は、天然由来の化合物が肥満、メタボリックシンドローム、腹部/内臓脂肪、炭水化物アレルギーを果然する内在性カンナビノイドに影響を与える力を持つ という可能性に道を開き、また希望を提示します。言い換えれば、我々は、“脂肪がなくほっそり”としていながらより自由に食事させてくれた、一見止められない青年期の代謝をいくらか回復させることができるかもしれないのです。

2.CB1受容体に異なる影響を与える可能性があるさまざまな大麻化合物


テキサスA&M大学およびコネチカット大学のルー博士、ハイ・アリ氏その他は、THCとは異なる手段でCB1受容体に影響を与えうる大麻内(外)の化合物を特徴付け、研究する新たな技術について議論しました。THCはオルソステリック・アゴニストまたはCB1のリガンドとして知られており、これはTHCがCB1受容体にぴったり合う、または“ロックする”“鍵”であることを意味しています。しかしアロステリック・リガンドは、受容体の流れにおける生物学的効果の特徴、持続期間、強度に影響を与えるために、代替地または、主な“鍵穴”から遠く離れた場所で受容体に結合することができる化合物です。言い換えると、オルソステリック(従来のドッキング部位)の代わりに受容体のアロステリック部位を使用することで、その他不都合な、副作用(例:精神活性、不安、パラノイア等)を回避しながら、効果の一部(例:抗炎症、鎮痛等)を強調する、より繊細な反応を得ることができるのです。

3.CBDは抗精神病性の特性を持つ可能性


統合失調症は、妄想、幻覚、混乱および支離滅裂な考えを特徴とする精神疾患です。一般的な統合失調症に対する薬物治療は、ドーパミン受容体を標的にする薬物の使用を含みます。THCが大麻から派生する不安、パラノイア、幻覚などの一部の副作用の原因となる主なカンナビノイドである一方で、CBDはこの分野において良い治療可能性を持つことが分かってきました。ウェスタンオンタリオ大学のJ・レナード氏、J・ルーレイロ氏その他は、脳の特定の部位における根本的な分子シグナル伝達機構の一部を含む、CBDの抗精神病性的特性を一層支持する奇抜な発見を発表しました。

4.CBDはさまざまな神経変性疾患に対して有益であると証明


アイルランド、ダブリン大学のC・E・ヘロンその他は、アルツハイマー病による認知症を含む、さまざまな神経変性疾患に有力な治療薬として、大麻の非精神活性成分であるCBDを研究しました。CBDは、有毒なβアミロイド斑およびタウタンパク質培養脳細胞に対して抗炎症的、神経保護的効果を発揮します。この新しいデータは動物モデルに適用され、CBD前治療が脳の海馬における記憶機能にとって欠かせない長期増強(LTP)欠損を回復し、保護することを可能にすることを示しました。タウタンパク質またはβアミロイド・オリゴマー形成における変化は無かったにもかかわらず、これらの好ましい効果が認められたのです。

5.CBGはさまざまな疾患による筋力低下を最小限にする可能性


イギリス、バークシャー州レディング大学のD・I・ブリアレー氏その他は、CBG(カンナビゲロール)が進行がん患者の80%にみられるがん食欲不振-悪液質症候群に特徴的な筋肉の消耗をどのように軽減することができたかについて興味深いデータを発表しました。この併存疾患は、生活や治療の質を損なうだけでなく、死亡率を高めます。がんおよび化学療法の双方が、全身性炎症、代謝機能不全、化学療法による細胞傷害効果による進行性筋力低下を派生させる多数の証拠が明らかになってきました。シスプラチン化学療法を受けるラットにCBGを経口投与したところ、摂食行動が増加しただけでなく、シスプラチンによって引き起こされる筋力質量損失および体重をある程度回復させたことが、この最近のデータによって提示されました。CBG治療を受けたグループでは、非常に重要なIIA型およびIIx型筋繊維(高い体力量、成長性、疲労抵抗を持つ負荷運動に最も対応するとして知られている)が比較的護られているように見えました。この保護効果の基本的メカニズムに飛び込むためにはさらなる研究が必要です。筋タンパク質合成/同化、またはタンパク分解/異化、またはその両方をコントロールする経路に影響する可能性があるのです!

世界各国でCBD、CBGなどヘンプのカンナビノイド研究が進んでいます。偏見なく臨機応変に対応することが世の中にもとめられているのではないでしょうか。日本でもこのような研究が行うことが可能になれば、世界な技術をもつ日本人研究者たちも大いに世の中に価値を見出すことが可能なのではないでしょうか。

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出典 : leafly