効果に期待!カンナビノイドの抗炎症作用と皮膚疾患

抗炎症性カンナビノイドは、多くの不快症状を緩和することができます。コロラド大学の研究者は最近、複数の研究を再考察し、カンナビノイドがさまざまな皮膚疾患の外用治療法として有効である可能性を発見しました。

研究の上席著者であるロバート・デラヴァル博士は、コロラド大学薬学部の皮膚科学准教授です。博士による二次調査の発見は、ジャーナル・オブ・ザ・アメリカン・アカデミー・オブ・ダーマトロジーに発表されました。メディカル・ニュース・トゥデイがその要約を後悔しました。

大麻のカンナビノイド

カンナビノイドは大麻に含まれる化合物です。最も有名なカンナビノイドであるTHCとCBDは、数十年前に特定されました。これまでのところ、その医療用途に関する研究の大半がイスラエルで行われています。しかし、アメリカの研究者も、薬としてカンナビノイドの受け入れが高まっていることから、近いうちに進歩できることを期待しています。

皮膚疾患に対するカンナビノイド:黒色腫、掻痒

コロラド大学の研究チームは、最も致死率の高い皮膚がんである黒色腫を持つマウスにおけるTHCの注射と腫瘍成長の関係を引き出しました。しかし、最も重要なのは、カンナビノイドが他の皮膚疾患に対する治療薬として可能性を示すか究明するために、既存の証拠を再考察したということです。

大麻は皮膚疾患、特に掻痒の治療に有効であることを、研究が示唆しています。皮膚が非常に痒い、または掻痒を患う21人の成人が参加した研究では、カンナビノイド外用クリームを3週間にわたり1日2回塗布させました。8人の被験者が、掻痒が完全に消えたことを報告しました。

カンナビノイドの抗炎症作用が効く

研究者によって明らかにされた興味深い研究は、カンナビノイドの抗炎症作用が一部の皮膚疾患を治療できることを示しています。エンドカンナビノイドシステムにある受容体は、特に免疫系に多く存在しています。精神活性作用を持たない大麻の活性成分であるCBDまたはカンナビジオールが、炎症によって起こる痛みの緩和に対する鍵である、と多くの人が信じています。

言い換えると、研究者は、皮膚の健康に貢献する潜在的な要因として、CBDの抗炎症特性を調べています。しかし、デラヴァル博士は「再考察された全ての研究は動物モデルのもの」と注意します。人間の皮膚疾患に対するカンナビノイドの有効性と安全性を評価するために、大規模な臨床試験が必要です。

困難なケースへの解決策

デラヴァル博士は、標準的治療に反応を示さない皮膚病を患う患者が示す証拠に関心を持っています。博士は、外用大麻治療が効果をもたらすかもしれない、と考えています。

人々は一般的にインターネットから大麻治療薬を入手している、とデラヴァル博士は言います。彼らは自分で治療することを選んでいます。皮膚科医は潜在的な治療法や大麻使用について学ぶべきです。博士は、現在の状況から、黒色腫の外用治療法として大麻を勧めてはいません。

大麻研究

大麻が合法的な薬としてより受け入れられ、また使用されるようになるにつれ、その恩恵が医師や患者に対して明らかになってきます。人々は数千年にわたって、薬として大麻を信じてきました。今、研究者は、古代人による大麻使用に科学的証拠があることを証明しようとし始めています。

その間にも、美容業界はヘンプをスキンクリームに取り入れています。カンナビノイドのなだめるような抗炎症効果が人気を集めているのです。科学的に証明された、医療用の抗炎症カンナビノイド外用薬が実現するのはまだ先のことかもしれませんが、人々は科学を待ってはいられません。