線維筋痛症と疼痛のためCBD経皮薬が開発中

線維筋痛症と糖尿病性神経障害痛のために、CBDを含む2種類の経皮薬が開発中です。大麻系専門の製薬会社が、線維筋痛症および糖尿病性神経障害痛の痛みを緩和するために経皮貼布という形式で2種の新薬を開発することを発表しました。

経皮貼布がCBDによって局所的な痛みを緩和する

ザ・ナショナル・ペイン・レポートが、線維筋痛症および糖尿病患者の疼痛管理のために開発中の2種の新薬に関するカンナビス・サイエンス社の発表を掲載しました。

この新薬は、皮膚を通じて血流へ特定の量の薬用成分を届ける薬剤です。経皮貼布とは肌に貼り付けられる薬用接着テープです。

経皮貼布は痛みを緩和し、患部の治癒を促進します。経口、外用、筋肉投与など他のタイプの薬剤と比較した場合の利点は、経皮貼布が放出制御性であることです。体温が接着テープに組み込まれた薬剤の薄い層を溶かすことによって、または薬剤の蓄積を覆う多孔質膜を通じて、高い効力のカンナビノイド(CBD)抽出物がゆっくり血流に入ります。CBDには抗炎症および鎮痛特性があります。カンナビジオール(CBD)は鎮痛をもたらすために中枢神経系に浸透します。

高まるニーズ

「これら2種の新薬は、我が社が将来的に構想している薬の氷山の一角に過ぎません」とカンナビス・サイエンス社のCEO、レイモンド・C・ダブニーは述べています。カンナビス・サイエンス社は、自社製品製造の成長・促進のために栽培面積の増大を検討しています。科学者が調剤を製作するための生原料を供給できるようになることを考慮しているのです。またカンナビス・サイエンス社はさらなる医療大麻の潜在的用途を研究しており、様々な薬剤を提供する方法を開発中だ、とダブニーは話しています。

来たる数年間のうちに、さらに多くの州が医療大麻ならびに大麻派生薬剤を急速に合法化することが予測されるため、大麻薬剤や適用法への需要は急速に拡大するだろう、とダブニーは結論づけています。

線維筋痛症とは?

線維筋痛症は全身的慢性疼痛疾患で、全身に激しい痛みが起こる病気です。最近では歌手のレディー・ガガも、線維筋痛症であることを告白し、治療に専念するために活動の停止を発表しました。原因は不明ですが、肉体的・精神的ストレスや事故、手術等がきっかけになるのではないか、と言われています。痛みの程度や場所は患者によってさまざまですが、痛みが強くなると日常生活に支障をきたすことが多く、少しのことで激痛が走るため自力での生活が困難になります。現在、特効薬はありませんが、症状を緩和するための薬は出ています。日本では人口の約1.66%、約200万人の患者がいると言われています。

絶え間ない痛み

線維筋痛症の罹患率はアメリカ人口の推定2〜8%で、女性患者数は男性の2倍です。これらの患者は常に痛みに苦しんでいます。

末梢神経障害(PN)は神経に作用する疾患で、動作、感覚、分泌腺や内臓の機能を損なう可能性があります。また、影響を受ける神経の種類によっては他の健康的側面を害することもあります。

読者によるコメントの多くは、薬を切望する、または薬の臨床試験の結果の提示を求める線維筋痛症患者によるものでした。切実さの度合いはコメントから見て明白です。これらの経皮貼布が近い将来入手できるようになることが望まれますが、多くの人が言うように、薬剤が臨床試験をされていない場合、または FDAによる承認リストに含まれない場合、薬剤の入手は困難で、場合によっては不可能となるでしょう。

線維筋痛症のためのCBD

線維筋痛症患者によるコメントのなかには、「これまでのところ、CBDは線維筋痛症や乾癬といった自己免疫疾患を改善する唯一の物質であると証明されている」として、CBDを有益な治療薬だと主張する人もいました。線維筋痛症患者は常に痛みと共にあります。ほとんどの人は回復して、通常の生活に戻り、仕事に行きたいだけなのです。

CBDオイルで痛みを癒す:ある線維筋痛症患者の体験

一人で悩まないで

もしあなたが慢性痛に苦しんでいて、医療大麻が合法の場所に住んでいない場合でも、インターネットを通じてCBD製品を入手することはできます。CBD製品は大麻またはヘンプの茎から抽出されているので、日本でも合法的に入手できます。一部の人はTHCとCBDの組み合わせを勧めていますが、THCは違法薬物に指定されているので日本での実現は不可能でしょう。CBDを体験した人々が同意するのは、CBDは線維筋痛症に本当に役立つということです。カンナビス・サイエンス社による経皮貼布が一般に認められるようになるといいですね。それまでは、ゆっくりとした放出効果があるCBD入りガムなど、さまざまなCBD製品を試してみるのもいいかもしれません。

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