薬物療法の新たな対象としてのエンドカンナビノイドシステム

要約

カンナビノイド受容体およびその内因性脂質リガンドに関する最近の識別は、エンドカンナビノイドシステムおよび健康と疾患におけるその調節的機能を調査する研究の急激な増加をもたらしました。そのような研究は、選択的カンナビノイド受容体拮抗薬ならびに内在性カンナビノイド代謝および輸送の抑制剤 、カンナビノイド受容体における欠陥マウス、内在性カンナビノイド分解酵素脂肪酸アミドヒドロラーゼの導入によって大きく促進されてきました。

過去10年、エンドカンナビノイドシステムは、ますます多くの生理作用、中枢および末梢神経系ならびに抹消器官において関わってきました。さらに重要なことに、エンドカンナビノイドシステムの活動を調節することは、幅広い異種疾患および病態において治癒的有望性を持つことが分かりました。

その病気は、気分および不安障害、パーキンソン病、ハンチントン病などの運動障害、神経障害痛、多発性硬化症、脊髄損傷から、がん、アテローム性動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中、高血圧、緑内障、肥満/メタボリックシンドローム、および骨粗鬆症まで多岐にわたります。カンナビノイド薬開発を妨げる障害は、CB1(1)受容体によって仲介される、社会的に受け入れられない大麻から派生する精神作用性、または合法作用薬です。

しかし、肥満など、CB(1)受容体拮抗薬による治療によって治療的目的が達成される場合はこの問題は生じず、またその代謝または輸送をブロックすることによって内在性カンナビノイドの作用が間接的に強化された場合もその問題は起こらない可能性があります。精神作用性がない選択的CB(2)受容体作用薬の使用は、一部の疾患に対して別の有望性を提示します。

大麻から派生するカンナビノイド乱用の可能性は、制限された配合を伴う調合の使用、投与および摂取方法の注意深い選択によっても制限される可能性があります。エンドカンナビノイドシステムを調節する化合物に関する前臨床研究および臨床実験の増加はおそらく、現在の治療法が患者のニーズに十分対処していない数多くの疾患において新しい治療アプローチをもたらすでしょう。薬物療法の新たな対象としてのエンドカンナビノイドシステムに関する現在の既知知識について、包括的概観をここに提供します。

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出典元:PubMed