麻薬取締局長が大麻の薬効作用の存在を否定

麻薬取締局(DEA)の現局長チャック・ローゼンバーグが最近スピーチを行い、大麻は薬ではないと断言しました。この発言は、大麻の薬効成分から恩恵を受けていた多くの人々や、大麻薬に取り組んできた研究者にとって驚きをもたらすかもしれません。

ローゼンバーグは、大麻喫煙が人々に役立つとしたら、自分は最後までその妨げをするだろう、と言いました。しかしDEAが大麻の薬効作用を認める前に、食品医薬品局(FDA)のプロセスを経なければならず、また科学も同意しなければなりません。ザ・ワシントン・エグザミナーはこの意見を取り上げ、大麻が今でも豊富にあることに関する誤解を指摘しました。

スケジュールIであることの再認識

大麻はヘロイン、LSDと共にスケジュールI薬物に指定されていますが、オキシコドンやメタンフェタミンはスケジュールIIです。多くの活動家が、大麻をスケジュールIIに再分類させようと試みてきましたが、失敗に終わっています。DEAとFDAは頑として、大麻の薬効作用は存在しない、と譲りません。

そしてDEAは薬物分類に関する推薦をFDAから得ます。しかし、ローゼンバーグは、大麻が難治性てんかんを患う子供には恩恵をもたらすことができる、と認めました。

人々を危険にさらす

同じイベントでスピーチをした元軍医総監のヴィヴェク・マーシーは、医療大麻は研究されるべきで、研究を妨げる行政上の障害は取り除かれるべきだと話しています。しかし、法制定は当てずっぽうを元にするべきではないと感じています。

マーシーは、大麻は中毒性があると言いながら娯楽使用を認める州法があることに関して、懸念を表明しました。また、薬物乱用や依存の可能性にさらされる若者の脳に大麻が与える害についても懸念しています。

州は我を忘れている

州議会議員は我を忘れている、というのがマーシーの意見です。彼らは大麻に関する勢いにとらわれて、科学が支持しない大麻政策を可決しているのです。マーシーは特に娯楽使用に反対しています。

若者が物質使用障害を発症すると、後によりハードな薬物に依存する可能性が生じる、とマーシーは言います。また、若い時の物質に対する中毒は、大麻であれタバコであれ、大きな問題だと話しています。

大麻に中毒性はない、と科学が主張

奇妙な話ですが、マーシーが提示する論拠の多くは科学的に裏付けられていません。15歳から64歳までの年齢で大麻を試したことのある8,000人のうち、中毒の基準を満たすのはたったの9%です。

これに対応する他の数値は、アルコールで15%、コカインで17%、ヘロインで23%、ニコチンでは35%です。言い換えると、わずかな人が大麻に依存しますが、大麻を試したことのある91%は中毒になりませんでした。マーシー氏が快く目覚めてくれることを、こころから願っています。

科学者は大麻の薬効作用を信じる

大麻の「証明されていない」薬効作用に関するさまざまな議論にもかかわらず、企業がカンナビノイドを元にした薬剤を登録する程後まで、かなりの数の研究が進行しています。

別の例では、科学は、大麻に効果があることを保証するのに十分なところまで進歩していないかもしれません。しかし、処方薬には反応しないが、大麻が役に立つ疾患が多く存在するので、大麻使用の犯罪化は苛酷であるように見えます。

必ずしも精神活性でない

最後に、医療大麻は必ずしも精神活性を引き起こしません。精神活性作用がなければ、使用を禁じる理由はありません。たとえばCBDオイルにはほんの微量のTHCしか含まれないので、精神活性作用を感じることはできません。それでも連邦法によってCBDは違法とされています。

おそらく国会議員は最新科学を味わうべきです。そうすれば、大麻の薬効作用が本物である、という点を認めなければならなくなるでしょう!