発作40%減!研究で分かったCBDのドラベ症候群に対する効果

ドラベ症候群に対してカンナビジオール(CBD)を処方する臨床試験が、ロンドンのグレート・オーモンド・ストリート子供病院、ヨーロッパ、ならびにアメリカのセンターで実施されました。結果が出た今、ドラベ症候群の治療薬としてCBDを子供に与えていた親が何年も前から主張していたことが証明されました。

親が臨床試験を強く要求

研究者は、インターネットで購入した大麻抽出物を子供に与えてから子供の健康が改善したと話す親の素晴らしい体験談を聞いて、臨床試験を始めました。ザ・ガーディアン紙が調査結果について主な研究者や専門家に取材しています。

ネット上には多くのカンナビジオールとてんかんの体験談があった、とグレート・オーモンド・ストリート子供病院小児神経科の顧問であるヘレン・クロス教授は言います。これが、大麻の精神活性化合物THCをほぼ含まない、カンナビジオール薬剤の慎重な調合につながりました。

よく設計された臨床試験

臨床試験には、命をおびやかすような発作を毎日起こす、稀で重症型のてんかん、ドラベ症候群を患う120人の患者が参加しました。患者の年齢は2歳から18歳までの範囲でした。CBDドラベ症候群試験の被験者の平均年齢は9歳でした。

ドラベ症候群は遺伝的脳障害で、生後1年から頻繁で長引く発作が起こり始めます。現在の治療選択は限られており、ドラベ症候群を患う人のために必要となるつきっきりの看病は、患者や家族の生活の質に大きく影響を与えます。死亡率も非常に高く、20%にものぼります。ドラベ症候群は治療薬もなく、非常に破壊的な疾患なのです。

患者には1日2回、無作為に液状カンナビジオールまたはプラセボが配られました。誰もどの患者がカンナビジオールを受け取っているか知りませんでした。これは二重盲検試験と呼ばれ、仮説を試験するのに最も確実な手段であると科学者は考えています。研究では、カンナビジオール( CBD)を用いた14週間の治療期間に起こる発作頻度を計りました。

研究チームが臨床試験で使用したのは、GWファーマシューティカルズ社が製造するCBDの液体試験薬エピディオレックスです。現時点ではまだ米食品医薬品局(FDA)による使用の認可は得られていません。

激減したドラベ症候群の発作

ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシン誌に発表された研究結果は、平均して40%発作が減少したことが分かりました。カンナビジオールを与えられた患者のうち43%においては、50%以上発作回数が減少しました。3人、または全体の5%には全く発作が起こらなくなりました。一方、偽薬を投与したグループでは、発作の頻度はそれよりもかなり小幅な13%の低下にとどまりました。また眠気、疲労感、食欲減退、下痢などの軽度な副作用が報告されました。これらの副作用は、他のてんかん薬でも引き起こされるものです。

医師も納得

「これは大きな科学的躍進です」メルボルン大学のイングリッド・シェーファー教授は声明で述べました。

「子供または成人の発作をなくすことができれば、これは大きいことです。さらなる悪化を食い止め、良い意味で発展を助けるのに貢献することができるしょう」

20人のうち1人は、発作が完全に止まりました。また被験者は全体的に症状がよくなったと報告しました。子供の介護士が、患者の変化を評価する尺度である「変化に関する全般印象アンケート」へ記入を求められたとき、患者の全体的な症状は少なくとも1つのカテゴリーでカンナビジオールのグループでは62%改善したのと比較して、プラセボのグループではたった34%でした。

一方、治療停止後に発作は戻ったとクロス教授は話しました。これらの子供はおそらく、一生CBDを摂取しなければならないでしょう。カンナビジオールがドラベ症候群患者に効く正確な理由は誰も理解していない、と教授は言います。

臨床試験に関わった医師は、CBD治療は他の薬剤が効かない数千の子供たちの人生を変える治療になると信じています。またカンナビジオールは、より一般的な型のてんかんを患う他の子供や大人にも役立ちます。イギリスでは40,000人に1人がドラベ症候群に罹患しています。

医師たちは、バルプロ酸ナトリウムを含むてんかん薬について懸念しています。バルプロ酸ナトリウムは出生異常を引き起こす可能性があり、女性や女の子は妊娠した際にリスクにさらされます。カンナビジオールはこれらの事例で治療薬となりうる、とクロス教授は言いました。

さらなる研究が必要

メルボルン大学てんかん研究センターのサミュエル・バーコヴィックは、この臨床試験はてんかんに対するカンナビジオールに関する最初の確かなデータだが、さらなる研究結果を待っている、と話します。またシェーファー教授は次のように結論づけています。

「しかしこの研究は、CBDの使用に関するさらなる研究について楽観的になれる理由を与えてくれました。また、てんかんの治療に関してだけでなく、他にどこに薬として適用できるかなど、多くの疑問を提起します。カンナビジオールは、抗てんかん方法に対する重要な追加となりそうです」

とはいえ全ての人がCBDドラベ症候群を持つ家族に同意し、CBDが効果的であると認めるまで、どれだけの研究が行われなければならないのでしょうか。

その間も時代は進んでいます。GWファーマシューティカルズ社は、アメリカでCBDドラベ症候群薬を認可させ、その後イギリスやヨーロッパでも同様にしたいと考えています。

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