不安障害患者の感想:CBDオイルは不安を和らげてくれた

有名な抗てんかん作用だけでなく抗不安効果、抗炎症効果などさまざまな薬効を持つカンナビジオール(CBD)。本記事では、子供時代から不安障害やうつ病に苦しんできたという女性のCBDオイル体験談を紹介します。

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私が舌下摂取しているカンナビジオールのチンキ剤はすこしミントチョコレートのような味がして、間違いようのないココナッツオイルの感じもあります。摂取後数分以内に私はぼんやりしてくつろいできて、私がしたいことと言えば、「グレート・ブリティッシュ・ベイクオフ」を見るか、ひょっとするとクロスワードをやることかもしれません。時々摂りすぎると、大麻を吸ったときに似ている動揺感がありますが、ほんの数滴なら楽しい気持ちにさせてくれます。私が好きな人たちに送ったeメールから判断すると、ほんの少し楽しすぎるのかもしれませんが、私にとっては小さな代償です(みんな、ごめんね)。

カンナビジオールまたはCBDは大麻に含まれる化学物質で、THCが陽ならCBDが陰です。論理的にはCBDは精神に作用しません。言い換えればCBDは、THCを高濃度に含む大麻を摂取したときのようなハイな気持ちにはさせません。てんかんから鎮痛、抗不安までさまざまな用途で使用されていて、私は抗不安に主な関心を持ちました。ヘンプから派生したCBDはニューヨーク州では合法で、地元の大麻用品店や暗いドラッグストアなどで入手できます。私は、ペット用ヘンプオイルやDIYの軟膏レシピを提供しているおしゃれなライフスタイル・サイトで購入しました。

不安障害、強迫神経症、うつ病は、子供の頃から雲のように私にまとわりついてきました。Prozac以前の薬がもたらした安らぎは誇張してもしすぎることはありません。私には抗不安剤無しの人生なんて想像できません。でも私にとっての薬物治療の問題は、トークセラピー、瞑想、鍼治療、エアリアルヨガ(そう、本当よ)やその他のホリスティックな治療を含む治療法の単なる一つの道具っていうことです。

19歳以来、私が毎日の不安管理とパニック発作に対して頼りにしてきた薬は、有名なベンゾジアゼピンのクロノピンです。この薬は眠く、ぼんやりとさせるし、映画「バレー・オブ・ザ・ドールズ」のファンなら誰もがベンゾ系はとても中毒性があると教えてくれるでしょう。CBDについて聞くやいなや、私は興味をそそられましたが、すぐにグーグル検索してみた結果、CBDの確かな効能を示すデータよりも薬物(とその販売)の美徳を賞賛するウェブサイトばかり出てきてしまいました。

精神薬理学者のCBDに関する見解

私はCBDに関する情報を求めて、コロンビア大学医療センターの神経生物学および精神医学の教授、マーガレット・ハニー博士に会いました。「CBDは広範囲の脳部位に作用すると見られる薬物です」と博士は言いました。「ですから不安障害に関して、CBDの潜在的なメカニズムの一つがセロトニン受容体の一つに作用するでしょう。抗不安剤や抗うつ剤がときにセロトニン系に作用するのと同じように。SSRIは選択的セロトニン再取り込み阻害薬(の略)です。従って、不安障害に作用するというのはCBDの一つの潜在的なメカニズムですが、はっきり分かっているわけではありません」

大麻は、LSDやMDMAなどとともに今でもスケジュールI薬物なので、例えばSSRIのような金のなる木の薬物と同じように研究するのは非常に困難です。ハニー博士は次のように説明しました。「CBDを不安障害対策およびプラシーボ効果と比較研究したいなら、それは困難です。不安障害対策とCBDの経口投与に関する研究はいくつかあり、そこにはなんらかの不安寛解作用(不安を軽減する効果)があるという兆候があるようですが、FDAが認可した抗不安薬との比較、または不安障害に対してカンナビジオールを毎日の摂取することへの評価に関しては非常にデータが少ないのです」

「大麻分野における多くの事と同様に、社会は科学のはるか先へと飛び出してしまいました。我々はカンナビジオールに関してやることがまだたくさんあります。ですから、CBDを他の治療薬と組み合わせても安全か、またはFDA認可の治療薬と比較するとどうか意見を述べるためには、とにかく元になるデータが全くないのです」

ジュリー・ホランド博士は、大麻使用を精神薬の代替薬または補助物質として研究・執筆している数少ない精神薬理学者の一人です。『Weekends at Bellevue』『Moody Bitches』『Ecstasy: The Complete Guide』『The Pot Book』の著者であるホランド氏は、クロノピンまたは同様の薬の代わりにCBDの潜在的な利点および問題点に関して、さらに情報を与えてくれました。「CBDは不安障害を和らげることができますが、認知機能を低下させます。少しぼんやりする、記憶障害、鎮静などですね」(多分このせいで私はいつも鍵や携帯電話やメトロカードを見つけられないのでしょう)「ベンゾ系には耐性および離脱症状のリスクがあり、飲酒と混合すると危険です。CBDにはそのような問題は見られないようです」

ホランド氏はこう指摘しました。「これらの薬物相互作用に関する研究はまだありませんが、私の推測では可能です。私の患者の中には大麻とSSRIを両方摂取している者がいます」秘密の実験を始める前、私が担当医に意見を求めると担当医はやってみたら、とおおよそOKと受け取れる返答をくれました。私は尋ねませんでしたが、大麻と抗うつ薬を混合している人はホランド博士の患者だけではない(すなわち私や友人)ことをケーススタディのデータが示唆しています。

眠れない混乱や、うとうとしてソファから動けなくなるようにしない理想的な量とバランスを探して、私が精神薬理学者の助けを得ながら薬をいじくるなか、少なくともCBDは空腹感を引き起こしたり脳をグルグルさせたりすること無しに数時間ゆっくり過ごすのには興味深い方法です。CBDは特効薬ではありませんし、私は危機的な状況や飛行機に乗る時に使用したりしないでしょうが、それでも見つけたことを嬉しく思います。いつか大麻から派生した高品質のCBDをいつでも欲しい時に使用できる日がくるのを楽しみにしています。

出典: nymag