【CBDオイル丸わかり】7つの効果的と使用方法と副作用など

CBD(カンナビジオ-ル)は、多くの一般的な病気のための人気のある自然治療法です。大麻やカンナビス・サティバ種に含まれる、カンナビノイドとして知られる104の化学物質の一つです。テトラヒドロカンナビノ-ル(THC)は、大麻に見られる主要な向精神カンナビノイドであり、大麻と関連している‘ハイな状態’を引き起こします。

しかしながら、THCとは違い、CBDは向精神系ではありません。CBDはこの特性のおかげで、大麻の向精神効果やある特定の製薬剤の向精神効果を避けて、痛みや他の症状の治療薬を探している人にとって魅力的な選択肢になります。CBDオイルは大麻草からCBDを抽出し、ココナッツオイルやヘンプシードオイルのようなキャリアオイルで薄めて作られています。

CBDオイルは科学研究によって慢性痛や不安症などさまざまな病気の治療に役立つことが裏付けられ、健康意識の高いコミュニティにおいてますます勢いづいています。本記事では、科学的証拠によって裏付けられているCBDオイルの7つの利点を紹介します。

1.CBDオイルは痛みを減らす

大麻は紀元前2900年から痛みを治療することに使われています。ごく最近になって、科学者はCBDを含む大麻のある特定物質が鎮痛効果を果たすことを発見しました。人体は睡眠、食欲、痛みや免疫反応を含むさまざまな機能の調節にかかわるエンドカンナビノイドシステム(ECS)と呼ばれる特殊システムを持っています。

人体はエンドカンナビノイドという神経伝達物質を作り出し、それは神経系内のカンナビノイド受容体と結び付きます。CBDはエンドカンナビノイド受容体活動に影響を与え、炎症を抑え、神経伝達物質と相互作用をすることによって慢性痛を軽減する可能性を研究は示しています。例えばマウスを用いた研究では、CBD注射をされたマウスの外科切開に対する痛みの反応が減ったことを示し、一方で口からCBDをマウスに投与した研究では坐骨神経痛と炎症を大きく軽減することを示しています。

幾つかの人体実験では、CBDとTHCの組み合わせが多発性硬化症と関節炎に関連する痛みの治療に効果的であることを突き止めました。THCとCBDを主成分とする「サティベックス」と呼ばれる経口スプレーは、多発性硬化症に伴う痛みの治療薬としていくつかの国で認められています。サティベックスで1ケ月間治療を受けた47人の多発性硬化症患者は、プラセボを摂っていたグループに比べて、痛み、歩行と筋けいれんにおいてかなりの改善が見られました。

別の研究では、関節リウマチの58人の患者が、動いている時と安静時の痛みや眠の質において大幅に改善したことが分かりました。

まとめ
CBDは、特にTHCと組み合わせた時に多発性硬化症やリウマチ性関節炎のような病気に伴う痛みを減らす効果がある。

2. 不安症とうつ症状を減らす

不安症とうつ病は健康や満足できる生活状態に計り知れない影響を与えるよくある精神疾患です。世界保健機構によると、うつは1番多い精神疾患であり、一方で不安症は6番目です。不安症とうつは通常薬剤で治療をされますが、これらの薬剤は眠気、極度の興奮、不眠、性機能や頭痛を含む多くの副作用を引き起こします。

その上、ベンゾジアゼピンのような薬は常習性がつきやすく、薬物乱用に繋がるかもしれません。CBDオイルはうつ病と不安症の両方において治療薬として有望であり、これらの症状を持つ人々はこの自然な病気への対策に興味を持ち始めています。ある研究において、社交不安障害の24人の患者は人前で話すテストの前に、600mgのCBDオイルかまたはプラセボを受け取りました。

CBDを受け取ったグループは、人前で話すことにおける不安、認識機能障害や不快感が、プラセボを受け取ったグループに比べて大幅に減りました。CBDオイルは心的外傷後ストレス障害の子供達の不眠や不安さえも安全に治療するとして使われています。 複数の動物実験においては、抗うつ効果を見せています。

これらの特性は、気分や社会的行動を調整する脳内の神経伝達物質セラトニン受容体に作用するCBDの能力に関連します。

まとめ
CBD使用は不安症とうつ病を減らすことが動物と人体実験の両方で認められている。

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3.がんに関連した症状を軽くする

CBDオイルは吐き気、嘔吐、痛みなどのがんの症状やがん治療による副作用を減らせるかもしれません。ある研究は、痛み止めが効かないがんに伴う痛みを持つ177人の患者におけるCBDとTHCの効果を考察しました。CBDとTHCの両方を含む抽出物で治療を受けた人々はTHCのみで治療を受けた人々と比べて大幅に痛みが軽くなりました。

CBDは恐らく化学治療法によって引き起こされる吐き気、嘔吐も減らすことができるかもしれません。これらの症状はがんの為に化学治療を受けている人々にとって最もよくある副作用です。これらの辛い症状のための薬はありますが、しばしば効き目がないので、人々は代わりになるものを求めています。

CBDとTHCが1:1の割合の混合物を経口スプレーによって投与された化学治療を受けている16人の患者は、従来の治療だけの人々よりも副作用の吐き気や嘔吐が減りました。試験管と動物実験は、CBDは抗がん特性を持ち合わせいることさえ示しています。例えば一つの試験管実験は、濃縮したCBDオイルは人体の乳がん細胞を消滅させることを発見しました。

別の研究は、CBDオイルはマウスの進行性乳がん細胞の増殖を抑制することを示しました。しかしながら、これらは試験管や動物における研究なので、人体において起こる可能性を暗示することしかできません。結論付ける前により多くの人体における研究が必要です。

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まとめ
CBDオイルはがんやがん治療に伴う症状を軽減し、また抗がん特性さえ持つかもしれないことが分かっていますが、効力と安全性を評価するにはより多くの研究が必要です。

4.にきびを減らす

にきびは人口の9%以上の人々に影響を与える、よくある肌の状態です。遺伝、細菌、潜在的な炎症、皮脂の過剰生産を含む多くの要因によって引き起こされると考えられています。皮脂とは、肌の皮脂腺で作られる油性の分泌物です。

最近の学術研究によると、CBDオイルは抗炎症特性と皮脂生産を抑える能力のおかげでにきび治療に効くかもしれません。ある試験管研究はCBDオイルが皮脂腺細胞の過剰な皮脂分泌を防ぎ、抗炎症作用を発揮し、炎症性サイトカインのようなにきび要因の活性化を防ぐことを発見しました。他の研究もCBDオイルは、注目すべき抗炎症特質のおかけでにきびを治療するのに効果的で安全な方法になりうるという似た結果になりました。

これらの結果は今後期待できますが、にきびに対するCBDオイルの効果は人体における研究がまだまだ必要です。

まとめ
CBDは抗炎症特性と皮脂腺の皮脂過剰生産を制御する能力のおかげで、にきびに有益な効果がある可能性があります

5.神経保護作用を持っている可能性

エンドカンナビノイドシステムと他の脳内伝達システムに作用するCBDの能力が神経疾患を持つ人々に効果をもたらすと研究者達は信じています事実、CBDの最も研究されている用途はてんかんや多発性硬化症のような神経疾患の治療です。この分野における研究はまだ比較的新しいですが、いくつかの研究は期待できる結果を示しています。

CBDとTHCが主成分の経口スプレーであるサティベックスは、多発性硬化症の筋肉けいれんを安全かつ効果的に減らすことが証明されています。薬が効かない筋肉けいれんを経験している多発性硬化症の276人の患者のうち、75%の人々のけいれんをサティベックスは減らしたことをある研究は発見しました。他の研究では214人の重度のてんかん患者に体重1㎏毎に2-5gmのCBDオイルを与えたところ、患者の発作は平均36.5%減りました。

もう一つの研究では、CBDオイルは複雑な小児期てんかん疾患であるドラベ症候群の子供達の発作をプラセボに比べて大幅に減らすことを発見しました。しかしながら、これらの両方の研究において何人かの人々はCBDオイル治療に伴うけいれん、発熱や下痢といった有害反応を経験したことを心に留めておくことは重要です。CBDオイルは、その他複数の神経疾患の治療における効果的な可能性について研究が進められています。

例えば、幾つかの研究はCBDオイル治療によってパーキンソン病患者の生活と睡眠の質が改善したと示しています。更に、CBDが炎症を抑え、アルツハイマー病に関連する神経変性を防ぐ可能性を動物と試験管実験は示しています。ある長期間の研究では、研究者は遺伝的にアルツハイマー病を発症させたマウスにCBDを与え、認知機能低下を防ぐことを発見しました。

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まとめ
研究は現時点ではまだ限られていますが、CBDはてんかんやパーキンソン病に関連する症状を効果的に治療することが分かっています。試験管と動物実験においては、アルツハイマー病の進行も減らすがことが分かっています。

6.心臓疾患にも効果的

最近の研究では、心臓疾患や高血圧を下げる能力も含む血液循環系においてもCBDが持つ複数の利点を示しています。高血圧は脳卒中、心臓麻痺やメタボリック症候群を含むさまざまな健康状態のリスクの上昇に関連づけられています。研究は、CBDは高血圧の自然で効果的な治療法になりうることを示しています。

ある最近の研究で、10人の健康な男性に600mgのCBDオイルを投与したところプラセボに比べて安静時の血圧を下げることが分かりました。同じ研究において、更に被験者に通常血圧を上げるストレステストを与えました。興味深いことに、CBDオイルの投与を受けた被験者は、これらのストレステストに対する通常の反応よりも血圧の上昇が小さくなりました。

研究者は、ストレスや不安症を減らすCBDの特性が血圧を下げることを助けていると言います。その上、CBDは強力な抗酸化やストレス軽減特性のおかげで炎症や心臓疾患に関連する細胞の死滅を減らすのに役立つ可能性をいくつかの動物実験は証明しています。例えば、心臓疾患を持つ糖尿病のマウスの実験では、CBDを使用した治療は酸化ストレスと心臓の損傷を防ぐことを発見しました。

まとめ
多くの人体における研究がまだ必要ですが、CBDは血圧を下げたり心臓損傷を防いだりすることを含むいくつかの心臓の健康状態において効果があるでしょう。

7.抗がん効果、糖尿病予防…期待できる効果がまだまだ研究中!

上記に述べられた以外にも、数多くの健康問題の治療においてのCBDの役割について研究されています。多くの研究が必要ですが、CBDは次のような健康的利点をもたらすと考えられています;

  • 抗精神病薬効果: CBDは統合失調症やその他精神疾患を持つ人々の精神病の症状を減らすことに役立つと研究は示しています。
  • 薬物乱用治療:CBDは薬物依存に関連する脳内の回路を修正することが分かっています。 マウス実験において、CBDはモルヒネ依存やヘロインを欲する行動を減らすことが示されています。
  • 抗がん効果:試験管や動物実験において、CBDは抗がん効果を実証しています。動物実験においては、乳がん、前立腺がん、脳がん、と肺がんにおいて進行を防ぎました。
  • 糖尿病予防:糖尿病のマウスにおいて、CBDを使用した治療は糖尿病の発病率を56%下げ、大幅に炎症を減らしました。

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まとめ
CBDは糖尿病、薬物乱用、精神疾患と特定の種類のがん治療において効果がある可能性をいくつかの研究は示しています。しかしながら、人体における研究がもっと必要です。

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報告されているデメリットは下痢、眠気などだが、一般的には安全とみなされている

CBDは一般的に十分に耐用性があり、安全と見なされていますが、一部の人にとっては副作用が起こる可能性もあります。

研究に記されている副作用は下記になります:

不安症とうつ
精神障害
吐き気
嘔吐
眠気
口の渇き
めまい
下痢
食欲の変化

CBDはいくつかの薬と作用するとも知られています。CBDオイルを使い始める前に医師に相談をし、安全性の保障と有害な相互作用を防ぐために医師と話し合って下さい。

まとめ
CBDは一般的に安全と考えられていますが、ある人々には下痢や不安症といった副作用を引き起こす可能性もあります。

この記事の総まとめ

CBDオイルは不安症、うつや心臓疾患を含む多くの一般的な健康問題における役割について研究されています。がん患者にとっては、痛みと症状を減らす自然の代用品にさえなり得ます。CBDオイルの期待できる健康的な効果について研究は進んでいるので、新たな治療上の使用方法が必ず発見されるでしょう。

CBDの効果と安全性についてはまだまだ調べることはたくさんありますが、最近の研究結果は多くの健康問題にとって安全で強力な自然の治療法になることを示しています。

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