テキサス州議員はCBD政策を明確にすべき

テキサス州議員は混乱を引き起こすCBDヘンプの規制を明確にするべきです。

テキサス州では先日CBD製品が押収されました。その際に、CBDとヘンプに関するテキサス法にまつわる混乱や不明瞭さが露呈し、それを明白にしようとしています。テキサス州公安省(DPS)はオースティンの薬局に対して措置を取りません。

テキサス州ヘンプ産業協会がCBDに関する政策を明確にするよう議員に要求

ヘンプ調査が誤解と法的曖昧さを解きました。ヘンプ産業支援団体はテキサス州議員に連絡し、ヘンプ製品の栽培・製造・使用に関する法律を明確化・確認するよう求めたと伝えています。

去る9月、ピープルズ・アールエックスというブランドを運営するピープルズ・ファーマシー社にDPSが訪れ、同時にDPS職員が4店舗でヘンプおよびCBD製品を押収しました。

THCではなくCBD

ヘンプ協会が配信したDPSに対する声明によると、これらの製品はカンナビジオールまたはCBDを含んでいましたが、大麻の精神活性成分であるテトラヒドロカンナビノールまたはTHCは含んでいませんでした。 CBDは精神作用しません。

テキサス州ヘンプ産業協会の政策担当部長シーラ・ヘンフィルは、規制物質法(CSA)によるCBDの地位に関する不明瞭さを考慮して、検察官と相談した結果、警察は薬物検査に基づいた追求は行わない、と述べました。

DPS顧問フィリップ・アドキンスによる声明には次のように書かれています。「この裁量的な警察による決断は、製品の合法性に関する一般的見解を構成するものではありません」

混乱する取締官

2015年、テキサス州におけるてんかん患者に対する医療大麻の使用を管理するためにDPS人道的使用法が施行されました。この法案は「低濃度THC、高濃度CBD」法案と呼ばれることもあります。この法案が原因で取締官の中に混乱が生じている、とヘンフィルは考えています。CBDはヘンプではなく医療大麻からのみ得られる、という見解が作られたのです。

2016年以降、ヘンフィルの注意を引いた警察がらみの対立的状況は7件ありましたが、どれも有罪にはなっていません。カンナビジオール(CBD)の地位に関する法の不明瞭さが引き起こした誤解は混乱を生み、コストも時間もかかります。このせいで罪のない消費者や事業に不必要なストレスを与えている、とヘンフィルは言います。

テキサス州警察がてんかん患者向けのCBDオイルを監視

解明が必要

今回の件は州議会議員に対して、産業ヘンプを農作物と定義し、規制物質法(CSA)による大麻の定義から分ける必要性をはっきり示しました。

州議会議員は全てのカンナビス・サティバ・L、ならびにTHC含有量が0.3%未満のものをヘンプと定義するべきだ、とヘンフィルは提言しています。そうすれば、医療大麻とその派生製品は、THCを0.3%以上含むカンナビス・サティバ・Lと定義されるでしょう。

ヘンプCBD

産業ヘンプはそもそも規制物質に指定されるべきではありませんでした。大麻には多くの異なる株があり、娯楽使用の対象となる精神活性的な株がある一方で、そうでないものも存在します。このために混乱が生じています。

カンナビノイドは多くの治療特性を持つと考えられているので、研究が促進され、資金が供給されれば、大麻研究は全科学分野で取り上げられるでしょう。多くの顔と利点を持つ大麻は、数々の人間の問題を解決できる可能性があります。私たちはその可能性を最大限探求すれば良いのです。そのためには、当局にCBDを理解してもらう必要があるでしょう。