南アメリカにあるパラグアイで先日、医療大麻の栽培が上院で承認されました。パラグアイは2016年5月にCBDオイルの輸入を承認しています。今回の医療大麻栽培の合法化は、大麻ならびにその派生製品の「管理生産」を可能にします。また大麻草および種子の輸入も承認されます。
オラシオ・カルテス大統領が厚生相の推奨を受けて法案に署名すれば、薬としての大麻の新しい時代が効力を発揮します。この変化には、医療大麻の現在および未来の適用を研究する国家的研究計画の作成も含まれます。
医療大麻に関する科学研究に有志として参加するパラグアイ人は、CBDオイルおよびその他派生製品を無料で入手することができます。
この法案を現実化するために必要となる論理的条件のひとつは、パラグアイの危険薬物リストから大麻を除外することです。また合法的な大麻製品を使用する人を国が記録できるように、医療大麻の処方箋を持つ全ての人が厚生省に登録することを求める医療大麻規制も必要となります。
患者やその家族らが医療大麻栽培の合法化を祝っています。パラグアイの医療大麻機関の副所長ロベルト・カバナスは次のように話しました。「これによってオイル生産のための種子の輸入が可能になるので、とても嬉しいです」
カバナスにはドラベ症候群に苦しむ娘がおり、毎月輸入している大麻オイルに300ドルの費用がかかっていました。
法律が完全に有効となれば、パラグアイはすでに医療大麻を合法化したチリ、ペルー、アルゼンチン、コロンビア、ウルグアイなどの近隣諸国に仲間入りすることになります。
包括的な医療大麻合法化へ向かう国が続々と増えていますね。今回はパラグアイのニュースでしたが、こうしてみると南米はすでに医療大麻を合法化している国が多いです。国や地域でいうと、アジアはその点遅れを取っていますね。アジアで最も合法化に近づいているのはタイだと言われており、国民の60%以上が医療大麻に賛成しているとの統計も出ています。日本ではまだまだ議論が進んでいないので、他国の状況などを参考にできるように引き続き情報を集めていきたいと思います!
連邦医師審議会(CFM)は、幼児と青少年向けの抗てんかん薬として大麻(マリフアナ、マコーニャ)の成分の一つであるカナビジオール(CBD)の処方を脳神経科医、神経外科医、精神科医に限って認める決定を下したが、国家サニタリー監督庁(Anvisa)は、全会一致で同成分の薬剤としての分類を従来の「禁止薬」から「要管理薬」に変更することを決定した。これにより、ブラジルでも正式にCBDの臨床での使用が認められた形となる。
南米地域で医療大麻が解禁されているのにも関わらず、根強い人気なメンプメッズのRSHO・CBDオイル製品です。医療大麻がまだ解禁される前人々の大きな助けとなったからです。


参考:Marijuana