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9月末に世界アンチドーピング機構が、CBDを禁止物質リストから除外することを発表して以来、スポーツ界の先陣を切って総合格闘技界が新たな変化を起こしました!
USADA(米国アンチドーピング機構)が2018年にCBDを禁止物質リストから除外することに決めたことを受けて、総合格闘技経営グループ、サッカーパンチ・エンターテイメントがカンナビジオールを取り入れた製品を製造する企業と提携し、先手を打ちました。
CBD(カンナビジオール)オイルは大麻草から採れるエキストラクトで、向精神特性はなく、代慢性痛緩和を含む複数の病状の治療に使用されるようになりました。
サッカーパンチ・エンターテイメントはアスリート大使プログラムを通じて、選手の回復、鎮痛、その他さまざまな利点で役立つCBDオイルおよびその他CBD製品を提供するためにピュア・スペクトラムCBD社と提携しました。CBDが2017年に禁止物質リストから除外されることが決まって以来、経営グループ全体がCBDオイル企業と契約するのは初めてのことです。
プログラムに指名されたアスリートには、UFCフェザー級王者マックス・ホロウェイ、フェリス・ヘリッグ、ベラトール王者ダグラス・リマ、カーラ・エスパルザ、ミアサッド・ベクティックらがいます。多くのアスリートが、潜在的に中毒性の高い医薬品の代わりにCBDオイルを使用したことを認めてきました。
オピオイド系鎮痛剤からCBDオイルへ
ベクティックはCBDオイルの使用について次のように話しています。
「ピュア・スペクトラムのCBDオイル製品を摂取し始めてすぐに、トレーニング後の回復に変化が起こったのを感じました」
CBDオイルは2018年になるまでは禁止物質リストから完全には除外されませんが、現在も競技期間中の使用が禁止されているのみです。競技期間とは、計量日の午後から試合後1時間までです。サッカーパンチ・エンターテイメントの業務執行社員ブライアン・ハンパーは新たな契約について次のように話しています。
「私たちはピュア・スペクトラムCBD社と提携し、幅広い有機認定CBDオイル製品を選手たちに提供することをとても楽しみにしています。過去数ヶ月間に見てきた結果は素晴らしいものでした。トレーニング後の炎症は軽減され、回復が促進され、睡眠は改善されました。これらの効果は全て、アスリートが最高のパフォーマンスを達成するのに役立ちました」
これまでにネイト・ディアズ、ケイン・ベラスケス、UFC殿堂入りしたバス・ルッテンら多くの選手がCBDオイル製品を使用したことで得た効果について語ってきました。総合格闘技界におけるCBDオイルの使用は、ますます一般的になってきています。
特にベラスケスは、CBDオイルの摂取だけが、極めて中毒性の高いオピオイドなどの処方される鎮痛剤を使用せずにトレーニングを続けさせてくれた、と過去のインタビューで語っています。
選手たちはほぼ常にトレーニングをしているので、身体は常に慢性的な怪我や長引く痛みに対処しなければなりません。CBDオイルには鎮痛効果、神経保護効果、抗不安効果、抗けいれん効果などの効果があります。ダメージの多いアスリートが望む効果ばかりです。だからこそCBDオイルが総合格闘技において人気を集めているのです。
サッカーパンチ・エンターテイメントの元に集まる選手らは、来年CBDが禁止物質リストから完全に除外された後、初めてCBDオイルを無料で、そして公に使用するできる完全なアクセスを得ることになります。
2018年を目前にして、まずは総合格闘技がCBDオイル業界に歩み寄りましたね。体へのダメージを考えると、総合格闘技はある意味最もCBDオイルが必要とされるスポーツと言えるのかもしれません。これをきっかけにアメフトやラグビー、バスケットボール、競輪、体操など、他のスポーツ界においてもCBDオイルの利用が一般化していくでしょう。東京オリンピックを迎える頃には、CBDオイルの利用が新たなスタンダードになっているかもしれません。
ここで大きな問題がありますのでお知らせしますね。ピュア・スペクトラムのCBDオイル製品は、アメリカ50州全土に商品を流通させていないのです。お気付きの方もいらっしゃると思いますが、ピュア・スペクトラムのCBDオイル製品は大麻草の葉・花穂から成分を抽出しているのです。
ピュア・スペクトラムのCBDオイル製品を日本に輸入したら逮捕されてしまうので間違っても購入しないでくださいね。日本へは送ってくれないと思いますが、万が一日本で販売されているケースがあれば、それは違法に輸入されたCBDオイル製品か、偽物のどちらかです。
しかし、日本でも世界ドーピング機構の検査基準をクリアしているヘンプメッズ社のCBDオイルは日本選手でも安全に摂取できます。ヘンプナビという正規代理店で販売することができるので格闘技選手やプロスポーツ選手には嬉しい限りですね。

参考:MMAWeekly