アルツハイマー病患者が大麻の合法化を阻止する可能性について考えたことはありますか?連邦議会議員の中に患者がいるなら、この事例に当てはまりそうです。
アルツハイマー病を患う一部の連邦議会議員が大麻合法化を阻止する可能性があります。全国的な大麻合法化が最近、連邦議会でなかなか進まない理由の一つは年齢であるようです。とはいえこれは老人差別問題ではありません。神経学的な健康問題なのです。
加齢と脳の健康
2018年の再選を目指す上院議員の大半は65歳以上です。また現在の下院議員の平均年齢は約60歳です。これはアメリカ政策の大使として仮定される人々の大半が、1960年代半ばにティーンエイジャーだった人々であることを意味します。
1960年代は人種差別が終わったばかりの時代です。そして一般的に大麻使用者はトラブルメーカーであり、非国民であると考えられていました。もっと言えば、彼らは、アメリカを最初に素晴らしい国にした信心深い勤勉な市民とは同じ道徳心を持っていなかっただけです。
しかし、スタット・ニュースによる最新のレポートは、連邦議会議員の大半がアメリカ人を正確に反映する政策を適切に試案するには歳をとりすぎていることに加えて、一部の議員が深刻な神経学的疾患を患っているという明白な可能性を示唆しています。これらの病状は、議員の判断力や意思決定能力に影響する可能性があります。
議員の一部はアルツハイマー患者?
レポートの焦点は薬剤師のマイク・キムに当てられています。キムはワシントンDCで最も古い薬局であるグラブ薬局のオーナーです。連邦議会議員の一部が現在アルツハイマー病を患っていることを、レポートは示唆しています。アルツハイマー病は、知能を破壊する進行性の脳の機能低下です。ですから、大麻合法化を阻止しているのはアルツハイマー病だという考えは、それほど突飛なものではありません。
キムは、どの上院議員または下院議員がアルツハイマー病を患っている可能性があるか詳細な情報は暴露しませんでした。しかし、政府に関係している影響力のある一部の議員が、アルツハイマー病の症状を抑えるための薬を摂取していることを認めました。
「最初は問題ないと思ったのですが、かなり深刻な健康問題に対する薬剤も出していることに後から気づいたのです。そしてそれがこの国を治めている人たちなのです。それでこう思ったんです。『国で最重要な法律を作っている人たちなのに、昨日何があったか覚えていないかもしれないんだ』」
アルツハイマー病患者は自分に関する重大な決断をしてはいけない、と医療専門家は述べています。国全体に関しての場合はなおさらです。
行動保健学分野において20年以上の経験を持ち、アルツハイマー病患者に対するケアの提供を専門とする公認看護師シャナベス・スタインは、ハイ・タイムズの取材に対し、アルツハイマー病は合理的な選択をする能力を妨げると述べました。
「アルツハイマー病は予測ができません。アルツハイマー病患者においては、頭が冴える瞬間と非合理的な行動や判断ミスが入り混じっているのです。連邦議会にアルツハイマー病と診断された人がいて、来年の再選を目指しているならば、国民が自らその適合性を見定めることができるように、国民に対して病名と薬剤の使用を公表する責任があります」
アルツハイマー病のような深刻な神経学的疾患を患っている可能性のある連邦議会議員は、ごくわずかです。しかし、両親の時代にあった「リーファー・マッドネス」に影響を受けたこれらの議員が、現在の政策を決定しているのは興味深い事実です。大麻はアルツハイマー病の治療に役立つ可能性があることを考えると、皮肉的です。
連邦議会に若者を送り込むべき時が来たのかもしれません。
