東京大学が雑誌「Cell Reports」にエンドカンナビノイドとも呼ばれる脳内マリファナがてんかんを抑えるしくみを解明に発表しました。
発表のポイント
◆脳内マリファナの一種である2-アラキドノイルグリセロール(2-AG)がてんかんを抑制するメカニズムを明らかにした。
◆2-AG が複数のメカニズムを介して神経細胞への興奮性入力を低下させ、てんかんの症状であるけいれん発作や、てんかんの発症を抑制することを明らかにした。
◆脳内マリファナの働きを利用した新しい抗てんかん薬の開発につながる可能性がある。
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