テルペン界の重鎮 リモネン
どうも!予告通り、リモネンについて語ってみたいと思います。
海外のCBDオイルサイトをのぞいたり、あと実際にCBD関係の講演に足を運んだり、動画を見たりして、日々研鑽を試みている僕ですが。
意外にも、アカデミックな識者の方々ほど、テルペン類に言及されているんですよ(はい、これホント)。
だから、世に言うアントラージュ効果っていうのは、知識のひとつではなく、CBDオイルには本当に不可欠なんだなぁと思うわけです。
その中でも重要視されているのが、意外にもリモネンです。
リモネンの効能とは

まずリモネンのプロファイルなど:
■リモネン (limonene):
柑橘類の皮に含まれる代表的な単環式モノテルペン(化学式C10H16)で表され、分子量は136.23 g/mol。
その名称からもわかる通り、レモンの香り、あれがリモネン臭です。洗剤や接着剤にも利用されてるんですねー。
※The Leaf Online
↑こちらのサイトはカンナビノイド酸のページですが、下の方に、カンナビノイド類とテルペン類の効能分類があります。
水色で長いのがリモネンのマーク。それによると効能は下記の通り。
Antidepressant 抗うつ作用
Antifungal 菌の感染を防ぐ
Anti-proliferative 癌細胞の増殖を抑制する
Auxiolytic 不安を鎮める
Gastro-oesophageal reflux 胃酸の逆流を減らす
Immunostimulant 免疫系を刺激する
肥満治療や心不全、統合失調症にも効く!

ちなみに先日足を運ばせていただいた講演でお聴きしたのは、リモネンの効果として、
➀抗うつ効果
➁ミトコンドリア再生
➂肥満治療への効果
というのが挙げられていました。
➀と➂についてはわかりやすいんですが、➁のミトコンドリア再生は具体的にどんな疾患に関わるかというと、不整脈や狭心症、心不全などのようです(ミトコンドリアの損傷は心筋に関係しているらしい)。
また、CBDってテルペンとの相性がいいですが、中でも好相性なのがこのリモネンらしいんですね。
CBD×リモネンのコンビネーションで、パワーが生かされるのが統合失調症というお話でした。