大麻の使用は空前の勢いで汚名を返上しつつあります。医療大麻がより受け入れられるようになり、前回の選挙で複数の州が大麻を合法化したことで、人々はこれまでにないほどオープンに大麻の使用について話すようになりました。そして誰が実際一番多く大麻を使用しているのかを示す新たなデータに、一部の人は驚くかもしれません。現代の大麻使用者は女性であることが多く、さらに親である可能性が高いことが分かりました。
アメリカで現代の大麻使用使用者層が明らかに
医療大麻の供給を促進する大麻技術会社イーズによる新たな調査が、その消費者を分析しました。その結果、使用者は高学歴で、就業者、かつ裕福であることが分かりました。回答者のほぼ半数において年収75,000ドルであることが報告されています。
男性より女性の方が多く日々大麻を使用していることが報告されていますが、おそらく最も驚くべきなのはこの調査に答えた大麻使用者5人のうち1人が親であるということでしょう。そのうち63%の両親が日常的に大麻を使用していることが報告されました。
多くの人が慢性痛に対するオピオイド処方薬の代わりに大麻を求めはじめている、とイーズの広報部長シーナ・シラヴィは言います。
「子を持つ親が日常的に大麻を使用していることは驚くことではありません。母親が頭痛や腰痛のためにワインを1杯飲んだり、ティレノールまたは鎮痛剤を服用したりする回数を考えてみてください」
5歳の双子を持つ32歳の母親レイチェルは、不安障害を抑えるために週数回CBDオイルを使用すると言います(CBDはTHCのような精神活性効果のないカンナビノイドです)。レイチェルは大麻が合法であるコロラド州に住んでいるので、CBDを入手しやすいのです。不安障害の有望な治療薬としてCBDオイルを発見する前は、大学時代に2回大麻を吸ったことがあるのみだった、とレイチェルは言います。
「不安障害を持ちながら親であるということが大変なので、CBDを使用しています。子供たちはいろんな部分で不安のきっかけを作ります。それにザナックスのようなベンゾジアゼピン薬を取ると、親としてちゃんと機能できません。でもCBDオイルを摂取すると、不安感はずっと小さくなり、それでいて親としての能力を低下させたり影響したりすることがないのです」
CBDオイルは子供から隠すことができるので、親として素晴らしい選択だ、とレイチェルは言います。
「こっそりバスルームに抜けて、数的を舌下に垂らし、それを子供たちが見ることはありません。ベイプや喫煙もありません」
シラヴィは、大麻使用者としての女性に関して興味深いのは、レイチェルのように女性は男性の2倍もCBDオイル製品を好む傾向があることだ、と指摘します。女性は低濃度の食品やCBDが優勢の製品を選ぶ確率が、男性よりも42%高いです。「ここで分かるのは、女性が健康レジメンの一部として大麻を取り入れていることです」とシラヴィ。
「また女性は、危害を削減する形として、潜在的により有害な習慣と置き換えるために使用しています。親は子を持たない人よりも50%以上飲酒と大麻使用を置き換える傾向にあり、26%以上がアヘン剤と大麻を置き換える傾向にあります」
7歳の双子と5歳児、3人の子供を持つ33歳の母親リア・グローバーは言います。イリノイ州に住むグローバーは、人に触れられたときに発動するようなPTSDの症状の一部や、PMDD、生理痛などにも役立つと言います。
「私は1度に2口ほど吸い、1ヶ月に数回使用します。薬効を得るのに十分な量です。大麻を吸うと、考えをまとめ、落ち着かせるのに役立ちます。私にとって大麻は(PTSDの症状から)緊張を和らげてくるもので、限界を超えて不健康に感情的な部分に触れることなく、子供たちと触れ合うことができるようにしてくれます」
