発作の激減だけじゃない!CBDは複数のてんかん症状を改善

もしあなたがてんかんを患う子供の親なら、発作を止めることしか望まないでしょう。残念ながら、従来の薬は必ずしもそれを叶えてくれません。従来の薬は約1/3のてんかん患者に効かず、効いたとしても興奮、震え、眠気など多くの副作用を体験する可能性があります。

臨床研究が実証!CBDは発作を軽減

大麻の非精神作用化合物CBDの抗けいれん効果について注目されているのは不思議ではありません。多くの患者が何年も前から知っていたこと、すなわち「CBDは副作用もなく発作を軽減することができる」ことを今臨床研究が裏付けています。

一部の人にとってはその結果があまりに劇的だったため公表され、CBDのおかげで子供の人生がいかに変わったか伝えられてきました。CNN局のドキュメンタリー『大麻(Weed)』に取り上げられたシャーロット・フィジーは、世間の注目を集めた最初の事例でした。しかしそれ以来、同様の事例が続きました。オーストラリアのケイトリン・ランバートの場合は大富豪の祖父バリーが、3370万ドルをカンナビノイド研究に寄附しましたし、小さなエイヴァ・バリーの母親ヴェラはアイルランド政府の心と頭脳を変えるために活動し続け、世界を動かしました。

疑う余地もなくトップ記事を飾るのは、発作の驚くべき激減です。一部の例では、シャーロット・フィジーのように1週間数百回あった発作がほぼ0回にまで減りました。最も劇的な事例は、稀なてんかん型であるドラベ症候群を患う子供であることが多いです。発作回数と発育遅延の割合の間にある必然的な関係のため、ほとんどの若いドラベ症候群患者には学習障害があります。一つだけでも大発作を起こしたときに子供の脳に起きる損傷について想像してみてください。それが1日に数回あったとしたらどうなるでしょうか。

したがって、発作回数の低下により、子供の知的・感情的発達における改善が見られるのも当然と言えます。これはCBDを投与されたドラベ症候群の子供を持つ多くの両親による証明で裏付けされています。

エイヴァの別の一面

昨年11月、7歳の娘エイヴァにCBDを投与した後の変化について母ヴェラ・トゥーメイに尋ねるとこんな答えが返ってきました。

「エイヴァは以前より真っ直ぐ立っていました。エイヴァは以前よりもアイコンタクトを取るようになりました。そして次には家族の冗談に対して、他の子供と全く同じようにクスクス笑ったのです。それまでこんな風に笑ったことはありませんでした」

「エイヴァは以前よりずっと調子が良くなりました。私たちはエイヴァの別の一面を見ています。エイヴァは美しくて素晴らしい子供だということは昔から知っていましたが、今はそれよりさらに深く見せることができるのです」

別のドラベ症候群患者である5歳のケイトリンの祖母ジョイ・ランバートも、この体験に同調します。「ケイトリンがCBDを摂りはじめてからそのような変化を見せてきました。ケイトリンは以前より幸せそうで、生き生きとしていて、今は幼稚園に通っています」

CBD:睡眠と食欲の改善

CBDとてんかんに伴うように見える前進は、感情的発達だけではありません。

トルコに住むムスタファ・デュマンは脳性まひを患う生後17ヶ月の男の子です。生後14ヶ月の頃、両親はムスタファがてんかん性けいれんを起こしているのに気付きました。

ムスタファは神経科医によって抗けいれん薬を処方されました。しかし、数々の薬剤は発作軽減の兆候を見せることはなく、不快な副作用も起こりました。

ムスタファの父フェイスは次のように話しました。「これらの薬はムスタファの知覚力を制限しました。それによって、ムスタファにとって学習が難しくなってしまいました」「おじいちゃん」や「来て」といった大切な言葉を話す能力をムスタファが失っていくのを両親は目撃しました。それだけでなく、攻撃的な態度、睡眠の乱れ、食欲減退、周囲の環境への関心を失くす、などの症状が見られました。

数ヶ月前、ムスタファはてんかんのために、CBDとCBDaを含むロウCBDオイルを摂り始めました。すると発作軽減だけでなく、ムスタファの幸福においても全体的な変化が見られたのです。

フェイスは次のように説明しました。「ロウ・ヘンプCBDオイルを摂り始めた後、ムスタファは落ち着き、また規則的に眠るようになり、より強い免疫系を持つ子供になりました。ムスタファは以前よりもしっかりしていて、定期的に食事をするようになりました」

てんかんを持つ子供の症状にCBDが良好な効果を示したときに両親が一斉に感じる安堵感、そしてそれまでは不可能だと思われた成長を見ることがときに安堵が高揚感に変わっていくのを感じ取ることができます。

作家のフレッド・ヴォーゲルシュタインは、薬剤エピディオレックスの最初の臨床試験に息子が参加したときに家族にシェアした言葉で、完璧にこれを捉えています。

「発作がほぼ出ないことに加えて、サムはよりしっかりして、落ち着き、面白くなりました。これが精神学的効果なのか、思考のつながりを絶え間なく妨げられないことがもたらすものなのかは分かりませんが、そんなことはどうでもいいのです。私はそれら全てを目撃することを楽しんでいます」

てんかんの稀な型、レノックス・ガストー症候群を患う子供におけるエピディオレックスの臨床試験の結果を、科学研究もまた裏付けています。臨床試験ではCBD治療期間、53%に睡眠の改善、71%に注意力の改善、63%に気分の改善が見られました。

CBDを摂取するてんかん患者に付加的改善が見られる理由

しかしヴォーゲルシュタインの疑問は塾考に値します。これらの発達上の改善は純粋に発作軽減による喜ばしい副作用なのか、それとも何か別の要因があるのでしょうか?

大麻の神経生物学的ターゲットを専門とする生物学助教授グレッグ・ジャードマンは、別の要因があるかもしれない、と考えています。

「私は組み合わせだと考えています。ドラベ症候群など小児てんかんを患う子供は、あまりに多くの発作を体験します。両親は小さい発作にしばし気がつきませんが、大脳皮質の活動はほぼ常に混乱状態にあります。その緩和は間違いなく、子供たちがより効果的に人格を表現するのを可能にします」

「しかしCBDとTHCもまた、気分や攻撃性の回路、行動の選択を決める複雑なネットワークにどのように相互作用するか、ならびに態度が反応恐怖や攻撃性に偏っているかどうか、などにかなり直接的に相互作用します」

ヴィンセント・ディ・マルコによるキャッチーなエンドカンナビノイドシステムの定義「落ち着いて、食べて、寝て、忘れて、守って」を考えれば、エンドカンナビノイドシステムに対するCBDの調整効果は間違いなく関わっているはずです。もしかして、再調整されたエンドカンナビノイドシステムが原因でしょうか?てんかん患者に通常の機能を回復させる、私たちが当たり前だと思っている機能の一部なのでしょうか?

CBDは神経保護剤

エンドカンナビノイドシステムの保護機能は、CBDが関係しています。アメリカ連邦政府自体が、神経保護剤および抗酸化剤としてのCBDとその他カンナビノイドの特許を持っています。

したがって、CBDの投与により、てんかん発作時に子供の脳に引き起こされる損傷が修復されたのかもしれない、それによりCBD摂取後に見られがちな言語や知的能力の改善が起きる可能性がある、と仮定することができるでしょう。

ジャードマンは次のように続けます。「カンナビノイドがニューロン新生(新しいニューロンの成長)を一斉に促進し、アミロイド斑を阻害する可能性を示す、証拠を基にした優れた論理的根拠があります。これらの恒常性維持機構が優れた治療可能性を増大させると考えるのは、非常に合理的です」

現在のところ、CBDがなぜてんかんを患う子供に広範囲の効果を持つのか、はっきりと分かっていません。テル・アビブ・ソラスキー医療センターの小児てんかん科長ユーリ・クラマー教授は、定期的にてんかん患者にCBDを処方し、計り知れない効果を得ています。教授は、睡眠、食欲、注意力、気分における変化に言及しながら、次のように述べました。「私もまたこれらの良好な効果の目撃者です。一部の患者(ほんの一部)には、発作の改善が見られなくても、これらの改善が起こりました。私はこれをうまく説明できません。もちろん仮定ですが、カンナビノイドは異なる受容体を通じて多くのシステムに影響するので、態度にも影響を与えるのかもしれません」

将来的に、CBDの薬理効果についての知識が増えれば、なぜ一つの分子がこれほど多くを達成するのかより深く理解できるようになるでしょう。それまでは、てんかんの子供を持つ両親と子供たちは、疑問を感じすぎることなく報酬を受け続けます。結局のところ、通常の薬剤にありがちな、嫌になるほど多い負の副作用よりも、予期せぬ良好な副作用を体験するためにイメージの一新をしなければなりません。

高濃度なCBDオイルをお試しすることをオススメします。

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出典:Endoca