ラファエル・メコーラム「CBDは将来重要な医薬品になる」

コロラド州立大の大麻研究機関の開館式で、プエブロ市は重要な演説者としてヘブライ大学のラファエル・メコーラム教授その人を迎えました。ザ・デンバー・ポストが報道しました。

有機化学者であるメコーラム教授は、大麻研究の父とみなされています。彼は60年間研究し続けてきました。メコーラム氏の研究は400件の科学論文集があり、100,000回引用されています。主なカンナビノイドの化学構造および構成の分離と究明、ならびにデルタ-9テトラヒドロカンナビノール(THC)、カンナビジオール(CBD)、カンナビゲロール(CBG)の合成で高い評価を得ています。

 

CBDは毒性も中毒性も無い、とメコーラム教授

メコーラム教授はインタビューのなかで、CBDはヘロインなどの違法薬物リストから除外されるべきだと信じている、と語りました。理由は明らかで、CBDは毒性も中毒性も無いからです。CBDを違法薬物に分類するのは理にかなっていません。スケジュールIリストから一度除外されたら、より多くの人が使用するようになり、多くの疾患にとって重要な薬となるでしょう。

1型糖尿病のためのCBD

メコーラム教授は、自身のチームによる大発見のいくつかを強調しました。たとえば、デルタ-9テトラヒドロカンナビノールは、がんの化学療法を受ける患者において嘔吐を防ぎます。またCBDはマウスにおける1型糖尿病の兆候を抑制し、統合失調症の治療における抗精神病薬でもあります。

研究はそこにあります。一部は数十年前から世に出ていました。化学を医学へ進出させるのが問題だ、とラファエル・メコーラム。残念ながら、現時点で達成されている部分はわずかです。メコーラムは、臨床試験はコストがかかり、また研究者は長期にわたるプロセスを完了させる資金を持っていない、と説明します。

何十年も待ち続ける

メコーラム教授は、1型糖尿病の予防と治療におけるCBDに関して、どこかの製薬会社が臨床試験を実施してくれるのを10年以上も待ってきました。この件について誰も研究を進めていないのは本当に残念だと言います。1型糖尿病に関しては、人間とマウスの差が無いので、既存の研究結果は非常に重要なのです。

機会はあります。メコーラム教授は誰かが臨床試験をまもなく実施してくれることを願っています。教授は、CBDが副作用を起こすことなく1型糖尿病を治療することができる、と信じています。

アメリカ麻薬取締局がCBDを禁止薬物のなかで最も厳しいスケジュールI薬物とみなしているという事実は、連邦控訴裁判所において継続的に取り上げられ、異議を申し立てられています。

会議での議論

プエブロ大麻研究機関による3日間の会議には550人が出席しました。出席者の出身地は10ヶ国と米21州にのぼりました。パネル討論会では、研究、医学、不動産、課税、ビジネスと健康を含む広範囲のテーマが取り上げられました。

薬としてのCBD

このような会議や、CBDの可能性を大手製薬会社やその他に注目させる専門家のおかげで、大麻化合物から薬が作られる可能性が生まれるのです。メコーラム教授が数十年前から実施を構想してきた臨床試験が、近い将来実行されることを祈りましょう。

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