科学者が断言「CBDは精神を活性化しない」

科学者が、CBDは胃の中でTHCに変化することがあるという研究結果に反論しました。CBDは精神を活性化させません。

メリックおよびその他が最近実施したインビトロ実験で、CBDが酸性環境に露出した際にTHCに変化することを明らかにしました。メリックらは、発作用にCBDを摂取する子供たちが、結果として望まない副作用を体験することを懸念しています。

カナビス・アンド・カンナビノイド・リサーチ誌の発行者リーバートは、この研究結果に異議を唱えると見られる研究を公開しました。

CBDをTHCに変換することはできない

著名な大麻研究者は、高用量のCBDを経口摂取してもTHCのような効果を人体にもたらさない、と結論付けました。人間生理学においてCBDをTHCに変える生合成酵素経路は存在しない、という結論が出ています。
どのようにしてこの研究結果が出たのでしょうか?その理由を掲載します。

CBDは精神を活性化しない。するとしたら薬物検査に示されるはずである

CBDがもし胃などの酸性環境でTHCに変換されるとしたら、CBDを使用する患者の薬物検査でTHCの存在が示されるはずです。そのような例はありません。逆に、それとは反対の効果をサポートする証拠があります。

CBD治療を6週間にわたって受けた14人のハンチントン病患者の血漿試料は、THCを示しませんでした。さらに別の検査では、16人の健康な被験者が期間を分けて、それぞれTHC、CBD、プラセボを与えられました。THCを与えられたグループだけが、薬物検査でTHC反応を示しました。

幅広い研究においてさまざまな疾患を持つ患者に高用量のCBDを投与していますが、医学的な試験においてTHCによる副作用を示したものはない、とレポートは主張しています。これらの被験者は、精神運動および認識能力の機能障害、心拍数の上昇、口の乾燥を示しませんでした。これらはTHCを用いた医学的臨床試験によく見られる副作用です。

CBDが精神病を抑制

研究者は、精神病を患うパーキンソン病患者にCBDを投与したところ精神病症状の軽減が見られた、という事実も挙げました。繰り返しますが、これらの患者で典型的なTHCの副作用を報告した人はいません。CBDからTHCへの人体変換の兆候はありません。また高用量のCBDを使用する人々においてさえ異性化は見られません。

統合失調症治療に新たな希望!大麻成分CBDが救世主?

食い違う結果

メリックおよびその同僚の注意を引いた被験者は、眠気や疲労感を示すてんかん患者の子供でした。メリックらは、CBDがTHCに変化したためにこの症状が起こっているのではないか、と考えました。試験管実験ではその可能性が示されましたが、人体は試験管とは大きく異なります。なぜこれらの子供たちは眠くなったのでしょうか?最新報告書では、子供に与えられたCBDはメタノールに分解される可能性があることを示唆し、上記の研究結果を否定しています。

関連性のある臨床データ

臨床試験によって正しいと示された場合のみ結果は意味を持つ、と研究者は主張します。最新研究では、通常の消化器官においてCBDはTHCに変換できないことが示されました。これは実際の臨床試験による結果に基づくものなので、研究結果は意味を持つと考えられます。一方でインビトロ研究は興味深い結果ではありますが、人間の患者には適用しません。

CBDがTHCに変わることを信じる理由はない

CBDが体内でTHCに変わると考えられる理由は全くない、と研究で結論付けられています。したがって、CBDの経口摂取の代替策を調査するべきだとして前述の研究結果は無効です。結論は、CBDは精神を活性化させない、ということです。

CBDオイル 総代理店通販販売サイト|ヘンプナビ(hempnavi)