拡大を続けるCBDスキンケア市場 「2026年までに34憶8000万ドル相当に」

アナリストによれば、CBDスキンケアの市場は、2026年までにおよそ35億ドル相当にまで達すると言われています。

アライドマーケットリサーチの調査によると、オイル、ローション、クリーム、マスク、美容液、石鹸などのスキンケア商品は2019年時点で7億3660万ドルを売り上げ、更に2026年までには34億8000万ドルに達すると考えられています。そうなれば、この期間中に売り上げは24.8%もの急上昇を遂げることになります。

同社の発表は以下のとおりです。
「サスティナブルなスキンケア商品への需要が高まり、それに加え大麻に対する認識や受容も高まったことが、世界的なCBDスキンケア市場の成長を後押しする大きな要因として働いています。一方で、製品汚染の可能性が高くあることや、商品の製造とマーケティングに関する規則の制定によって、成長が抑制されている側面もあります。それにも関わらず、オンライン販売を通じての収益は増加しており、この業界の主要企業にとっては多くの好機をもたらすと期待されています」

調査員たちによれば、ヘンプ部門は、2019年の世界のCBDスキンケア市場の収益の半分以上を占めており、必須ビタミン、ミネラル、フラボノイド、脂肪酸などの健康的な成分が有利に働き、2026年までも市場を牛耳ることになりそうです。商品のタイプに基づいて見ると、百貨店部門が世界のCBDスキンケア市場のシェアの3分の1を占め、この先の期間においても業界の優位を占めることが予想されます。

北米は、世界のCBDスキンケア市場のおよそ5分の2を構成すると考えられています。これは、2018年農業法が可決されたことに後押しされるものです。この法案によって、ヘンプの栽培、製造、流通がアメリカ国内で合法となりました。

また同時に、アジア太平洋地域は、推定期間中(2019-2026年)に最速の26.7%の成長を遂げることが予想されています。タイを始めとするアジア太平洋地域の諸国では、CBDの利点/効果を今まさに開拓しているところであり、世界的な大麻合法化へのトレンドから生じることになる、莫大な市場機会を象徴する存在と呼べることになるでしょう。

CBDの人気や知名度が急上昇している日本でも、CBDオイルやCBD入りスキンケアについて雑誌や講演会などさまざまな場面で目にすることが増えてきました。2019年にはすでにヘンプタッチやCBDfx、エンドカなど複数のブランドのスキンケアや鎮痛クリームが市場に登場しましたが、2020年以降CBDコスメの分野は飛躍的に拡大してきそうです。

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出典:LeafDesk