自閉症の子供を持つ母親が体験したCBDの奇跡体験を紹介します。てんかんや不安障害、癌などに効果があるとして研究が進んでいる大麻成分カンナビジオール（CBD）は、自閉症治療にも有望であるとして注目を集めています。
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自閉症の子供を持つレベッカは、自閉症の治療にCBDを使用して良い結果を得ました。息子のギャビンは3歳のときに自閉症と診断されました。健康問題や発達の診査事項を達成できなかったことから、最終的にこの診断がもたらされました。
ギャビンの健康はボロボロで、脳性マヒ、複雑部分発作、遺伝子異常、循環嘔吐、自閉症を含むさまざまな症状に苦しんでいました。CBDがギャビンの人生を変えました。
抗けいれん薬ケプラの怒り
はじめにギャビンは、ケプラと呼ばれる抗けいれん薬を飲まなければなりませんでした。発作は止まりましたが、多くの事例と同じようにギャビンの自閉症的行動は悪化しました。「ケプラの怒り」は副作用として多く記録されています。ケプラを取り始めてから2ヶ月後、ギャビンは制御不可能な怒りの発作を起こすようになりました。しかし、発作は抑制されたので、両親はケプラ投与を止めるのを躊躇していました。
理解に欠ける医師
その頃レベッカは偶然、医療大麻に関するCNN局のドキュメンタリーを観て、インターネットでも医療大麻の成功について読むようになりました。レベッカは、医療大麻の可能性についてギャビンを担当する神経科医に尋ねました。医師は、ギャビンの顔に煙を吹きかけるつもりか、と聞きました。
レベッカはこの発言に落胆しましたが、その後もインターネットで調べ続けました。そしてやっと2014年はじめに、フェイスブックを通じてボニー医師を見つけ、診療所にたどり着きました。その頃、ギャビンは手に負えなくなっていました。ギャビンは全く言葉を話さず、一家にとって日々の生活は戦いようでした。
自閉症の子供を治療するために高濃度CBDを投与
ボニー医師は、CBDが豊富な大麻オイルを高用量与えることから始めました。ギャビンはすぐに良好な反応を示しました。10日以内には、再びしゃべりはじめました。今レベッカは、ギャビンがケプラを止めても大丈夫か確認しなければなりません。
医師の指示によって、レベッカは、5ヶ月間かけて断薬するプロセスに従いました。はじめは脳波にいくらか発作活動が表れましたが、レベッカはCBD投与量を調節できるようになるのに3ヶ月待ってほしいと頼みました。たった48時間後の次の脳波検査では全く発作活動が見られませんでした。そしてそれ以降ギャビンは、二度と抗けいれん薬を必要としていません。
CBDにTHCを追加
ギャビンは発作を起こさなくなりました。ギャビンはおしゃべりをし、他者とも関係を持ち、行動も大幅に改善されましたが、それでもなお自閉症に関連する行動障害がありました。ボニー医師は、集中力と落ち着きを与えるために、THCが豊富な大麻オイルを1日2回投薬計画に追加することにしました。ギャビンの症状は再び劇的に改善しました。
ギャビンにとって最適な結果は、CBDとTHCが1:1の割合であることでした。THC投与量が比較的多かったように見えたにもかかわらず、逆の効果は見られませんでした。ギャビンは今幼稚園に通って友達と遊び、容易に1日に対処しています。ギャビンは健康に育ち、学校の成績も並外れています。
宇宙飛行士になる
レベッカやギャビンの家族は今でも、大麻オイルがギャビンと一家にもたらした劇的な好転に驚いています。発作抑制のほか、発話能力の改善や自閉症的行動の軽減に彼らは驚くばかりです。レベッカにとって最も美しい思い出は、アイロンがけをしていたときに、洗濯かごを持って部屋にやってきたギャビンがかごに入り、「ママ見て！僕、宇宙飛行士なの！」と言ったときのことです。
レベッカは、それが少し前までおしゃべりも遊びもできなかったギャビンと同じ子供であることが信じられませんでした。
自閉症の子供はCBDを試す機会が与えられるべき
5歳になったギャビンはうまく適合した子供だ、とボニー医師は言います。全ての自閉症の子供がギャビンほどの回復を見せるわけではありませんが、全ての子供が充実した人生体験を得る機会を持つべきだと、ボニー医師は考えています。
自閉症の子供の治療に大麻を利用することに関して確固たる科学的証拠はありませんが、大麻オイル治療は受けられるようになるべきだ、とボニー医師は感じています。医師はその目で効果を目撃したのです。
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