娯楽大麻がトレンドとなりつつあるカリフォルニア州。食品産業が利益の多い大麻事業に沿って創作・革新し始めるのは時間の問題でした。カリフォルニア州にあるオーガニックで人気なメキシコ・レストラン、グラシアス・マドレにはCBDオイル入りカクテルが登場しました。
グラシアス・マドレは、大麻、特にCBDをカクテルに取り込んだ最初のレストランの一つです。CBDカクテルを作ることだけでなく、ヴィーガンのメキシコ料理を作る技術を極めることにおいても先駆者です。グラシアス・マドレの企業理念はメキシコ訪問に端を発しています。その店名は、コミュニティに対してオーガニックなメキシコ料理を提供するための礎石、そしてメキシコの台所で休むことなく働く母親たちに敬意を表しています。ここからグラシアス・マドレ(スペイン語で「ありがとう、お母さん」)の名前が生まれました。メニューにある各料理は地元のレシピで、100%オーガニックです。
CBDは合法で精神作用のないヘンプオイルであり、すなわち人をハイにさせません。CBDオイル消費に関連する数々の利点が研究で明らかになっています。CBDオイルは、疼痛伝達経路におけるシナプス伝達の管理に影響を与えることで、天然の鎮痛剤として作用します。また、皮脂生成を抑制することにより、肌に対して有益です。ニキビに悩む人々の解決策にもなりえます。
3つのオリジナルCBD入りカクテル
グラシアス・マドレによると、レストランのメニューにはCBDを含む3つのカクテルがあり、それぞれ健康上の利点および独自の風味のために使用されています。カクテルはそれぞれ20ドルで、オイルは100%オーガニックであるとされています。
ザ・ストーニー・ネローニは、ベルモット酒、アマーロ、スプーン1杯のポートワインを含むジンベースのカクテルです。レモン一絞りと“パフ・パフ・パス”で飾られているとメニューに書いてあります。
私は、ピスコサワーのような味がすると書いてあったサワー・ティーゼルを頼むことにしました。このカクテルはテキーラ、ライン、アガベシロップ、ミント、抹茶で作られ、最後にCBDオイルが5滴入っています。卵を使わずに泡状の効果を出すために、アクアファバを代用しています。
ロールド・ファッションドは、伝統的なオールド・ファッションドにひねりを入れた、感じのいいカクテルです。バーボンと芳香ビターズ、メスカルのスモーキーな風味で仕上げています。それから、ジョイントのように口に加えたくなるようなヴィーガン・チュロスで飾り付けられます。
これらのカクテルは、ニューポート・ビーチにある姉妹店カフェ・グラティティードでも注文することができます。
これら3つのカクテルは大麻カルチャーにおける創造的な工夫で、非常に見た目にも良いです。カクテルを飲み終えた後、座ったままランチの時間を過ごすのは心地よい体験でした。そしてCBDの効果にも気づきました。
CBD入りカクテルは自宅でも簡単に作ることができるので、興味のある方はいろいろ試してみるのも良いでしょう。
