自閉症の子ども達を落ち着かせる
こんにちは~。
連日「自閉症児ルークとママとCBDオイル」の動画をご紹介していますが、本日は同じ自閉症でも、ちょっと別のケースも紹介してみたいと思います。
今回取りあげるのは自閉症による自傷行動。そしてその問題行動に対する医療大麻の効能についてです。
まずは次の動画を紹介しますが、部分的にかなりキツい自傷の場面がありますので、抵抗のある方は閲覧をご遠慮ください。
0:26 ネイトのケース 投与前
かなり攻撃的な状態で、自分の唇を噛むなどの自傷行動が見られる。
0:53 ネイトのケース 投与後
穏やかでにこやか、非常に落ち着いていて、カメラを向ける母親への愛情も感じられる。
1:22 レイチェルのケース 投与前
4歳で重篤な自閉症と診断を受ける。しゃべらず、攻撃的。両親は医療大麻が違法な地域にいたので、合法のコロラド州へと引っ越してきたいわゆる「医療難民」。
1:46 レイチェルのケース 投与後
投与して17か月後、会話もできるように。フレンドリーで社交的になり、車の中で父親の質問にも元気いっぱいに答える。まったく普通の子どもに見える。
2:25 クリードのケース 投与前
18歳男子。非常に攻撃的で、自傷行為がひどいので、ヘッドギアを装着。
2:44 クリードのケース 投与後
他社の質問を落ち着いて聞き、それに対して答えている。投与後の落ち着いた様子には担当看護師たちもびっくりしていた。
なぜ自傷行動をするのか?
自閉症でよく見られる行動に自傷があります。幼い子供がどうして自分の肉体を傷つけるのかというのは、いくつかの理由が挙げられます。
➀コミュニケーションとしての自傷
自閉症の子どもにとって難しいのはコミュニケーション。自傷行為をすることで、自分の要求が通ったという経験から行うケースもあり。
➁刺激として
感覚の感じ方に偏りがある。別の不快な感覚があって、それを上回る感覚を欲した結果、自傷をすることもある。
➂暇つぶし
単なる手持無沙汰から行ってしまう。
親が決断するしかない
こちらのビデオはCBDオイルとは明言していませんが、医療大麻を自閉症児に使ったケース。こちらは同じく自閉症児の11歳のアレックス。暴れ出す、自分をたたくなどがやめられません。
3歳の時に自傷行動を始め、顔中が血だらけ、あざだらけに。ヘルメットを装着させます。
「もう医療大麻しかなかった」というお父さん。瓶の中にあるのはCBDオイルでしょうか。
2:33では、ヘルメットを装着しながらも、おもちゃで静かに遊んでいるアレックスの姿が映しだされています。
今ではヘルメットもなく、見た目は普通の静かな男の子と言う感じです。定期的にご両親からエキスを与えられています。
担当医のお医者さんはこのことを知らなかったようで、やはり医師という立場なので、コメントを避けている感じです。
いくつかいろんな動画を見て、僕が思ったこと。こちらで紹介しているルークのケースも同様ですが、対象が子供だけに、またCBDオイルが公式に「医薬品」ではないわけですから、いずれにしても親御さんの決断ありきなんですよね・・・そもそも子供ですから自分では決められないわけで。もちろん担当医師が決めてくれるはずもない。
子どもの攻撃性を和らげるのはもちろんのこと、子ども自身を自分で傷つけないようにする。そのために、ルークのご両親のように、CBDオイルの投与に行きつく親御さんたちが増えているのかもしれません。
