セイディー・ヒゲラは今もうすぐ4歳です。しかしはじめは3ヶ月生きられないだろうと思われていました。セイディーは稀な神経変性疾患であるシンツェル・ギーディオン症候群を持って生まれました。セイディーの内臓や骨もあるべき姿に発育しませんでした。セイディーの脊椎と肝臓には腫瘍があり、1日に平均して300回の発作を起こしていました。どのようにCBDオイルがセイディーの命を救ったのか、父親のブライアン・ヒゲラに対してコンビニが取材しました。
人生を変える、命を与えるだけじゃないCBDオイル
人々はよく「人生を変えるような効果」について話しますが、セイディーにとってはそれだけではなかった、とブライアンは話します。CBDオイルは命そのものでした。セイディーが8ヶ月のとき、医師がセイディーを見放し、これ以上できることはありませんでした。医師たちは、ゆっくりと死をもたらす薬を提案しました。
家族には決断をするために1週間が与えられました。その時にブライアンが、ヘンプに含まれる非精神活性化合物CBDの治癒効果に関する事例証拠を見つけたのです。大麻は連邦法によって今でも違法とされているので、最初、ブライアンは、家族を危険にさらすことを恐れました。
生死の問題
ヒゲラ一家は生きるか死ぬかの決断をしなければならず、CBDに代わる策は考えられませんでした。ヒゲラ家は幼い娘を救うためにできることをする、という決心をしました。もしかしたらCBDが希望をもたらすかもしれない、そうなれば、それはゆっくり近づく死よりもマシであるはずでした。
最初のCBD投与から変化が起きたことにブライアンは気づきました。セイディーの手の震えが止まったのです。数分後、セイディーは声に反応し、微笑みました。これらは極めて大きな変化でした。
発作ゼロ
2ヶ月以内に、全ての腫瘍が消え、発作が止まりました。医師たちは、免許を失うことを恐れていたので、CBDオイルの使用を勧めることも、推奨することもしませんでした。
その結果、医師を見つけるのはヒゲラ家にとって最初は簡単ではありませんでした。数人の医師は電話を切りさえしましたが、最終的にヒゲラ家は思いやりのある医師を見つけました。セイディーにおけるCBDの奇跡を目撃したヒゲラ家は、医療大麻支持者として議員とともに会議や重要なミーティングに出席するようになりました。
CBDオイルの命を救うことをトランプ大統領に伝えるのが目標
ヒゲラ家は、トランプ大統領に面会し、セイディーの体験談を伝える、という目標を立てました。トランプ大統領がセイディーと面会し、大麻がどのようにセイディーの命を救ったか自分の目で見れば、大統領は自分の考えや法律を変えるかもしれません。現在Change.orgでは、直接セイディーの話を聞くことをトランプ大統領に求める署名活動が行われています。ヒゲラ家を支援したい方は、ハッシュタグ#sadiemeetstrumpを使ってトランプ大統領宛にツイートすることもできます。
ヒゲラ家やその他多くの家族が連邦法に違反している、とブライアンは言います。この考えはいつも脳裏から離れません。「もしトランプ大統領の子供、または食品医薬品局の首脳の子供が苦しんでいて、他に選択肢が無かったら、彼らは法律を改正するだろうか?」ブライアンは自問しています。
CBDオイルがいかにセイディーの命を救ったか、屋上から叫びたいくらいだ、とブライアンは言います。私たちは、大麻政策がいつか、精神活性させずに人生を変える可能性がある化合物CBDに対する現在のような見方に影響しなくなることを祈っています。私たちは、CBDがセイディーを救ったのか、そこに数え切れないほどの奇跡があったのか、はっきり言うことはできません。しかしセイディーの家族は、CBDオイルが命を救ったと確信しています。CBDオイルこそがセイディーが今生きている理由だ、とヒゲラ家は言います。
