カンナビジオール(CBD)はアメリカのTVで、てんかん発作を止めたことが報道されて大々的に有名になりました。それ以来、熱心なファンはこの奇跡の化合物がけいれんを止め、不安を鎮め、慢性痛を緩和することを知りました。
しかし、CBDとは何でしょうか?どんな働きをするのでしょうか?THCとはどう違うのでしょうか?カンナビジオールについてより良く知るために、本記事ではCBDの全てを紹介します。
目次
カンナビジオール(CBD)とは何か?
カンナビジオール(CBD)は、大麻草に最も優勢な化学化合物の一つです。最も有名な分子テトラヒドロカンナビノール(THC)とは異なり、CBDは全く精神作用しません。どちらにしろこの有機化合物から“ハイ”になることは期待しないでください。CBDは中毒性なしにリラックスさせてくれます。
CBDは体に影響を与えますが、CBDを単体で摂取しても、THCに関連するような脳内アドベンチャーへと誘われることはありません。数十年にわたってこの精神活性的大麻が注目を集めていたので、医療専門家や大衆はCBDを見落としてきました。
今、CBDの医学的可能性が主な大衆から注目を集めています。過去40年にわたる前臨床試験の結果、CBDは以下のような効果を持つことが分かりました。
・抗炎症
・抗酸化
・神経保護
・抗不安
・抗うつ
・鎮痛
・抗腫瘍
・抗精神病
CBDはオイルの形式でよく患者に利用されています。がんやてんかんといったより慢性的な疾患を患う患者は、CBDが豊富な大麻種から抽出された医療大麻を使用することが多いです。
CBDはどのような作用をするのか?
大麻の雌株にある樹脂線の中で最も重要なCBDは、カンナビノイドと呼ばれる、80以上ある化学化合物の一つです。カンナビノイドは、カンナビノイド受容体と呼ばれる細胞内の特別な受容体に結合するアゴニスト です。
一部の受容体は主に中枢神経系に集中していますが、その他は体のほぼ全ての器官に含まれています。カンナビノイド受容体は、皮膚や消化管、生殖器にも含まれています。アゴニストは鍵、カンナビノイド受容体は錠と考えることもできます。大麻を摂取すると、体内の細胞にある異なる錠に相互作用するアゴニストを取り入れることになります。これらの細胞受容体と結合することで、より大きなエンドカンナビノイドシステム(ECS)を補います。
ECSとは、多くの機能を持つ細胞受容体タンパク質の膨大なネットワークです。ECSは体内の最も素晴らしい神経伝達システムだと言う人もいます。ECSは下記のようなほぼ全ての機能に役立っています。
・気分
・記憶
・運動調節
・免疫機能
・繁殖
・疼痛知覚
・食欲
・睡眠
・骨成長
ECSの主な4つの目的は、神経保護、ストレス回復、免疫バランス、恒常性制御です。恒常性制御は、体に最適なエネルギーバランスを作り出すシステムに関するしゃれた言い方です。
どうやらCBDは、その治癒効果を出すためにこのバランスシステムと接触するようです。CBDは、 エンドカンナビノイドと呼ばれる同様の化学物質と似たような構造を持つ分子なので、体内の細胞と相互作用することができます。エンドカンナビノイドとは、人体が自然に生成する化学物質です。エンドとは内因性を意味し、カンナビノイドはカンナビノイド受容体に対する作用に言及しています。対照的に、大麻草のカンナビノイドは専門的にファイトカンナビノイドと呼ばれています。
植物性化合物がこれほどニュースになることは稀です。しかしCBDは、命を救うような重大な可能性を持ったファイトカンナビノイドなのです。実際、CBDが世間の注目を集めたのは最近のことで、1人の勇敢な少女の家族が思い切って医療大麻について話すことにしたのがきっかけでした。
CBD運動のはじまり
シャーロット・フィジーは5歳になる前に笑わなくなりました。普通の子供は1日に約300回笑いますが、シャーロットはドラベ症候群と呼ばれる稀で重症型のてんかんが原因で、一時的にコミュニケーション能力を失ってしまいました。
ドラベ症候群は、世界でおよそ3万人に1人の幼児が発症する病気です。ドラベ症候群患者のほとんどは健康的な子供として生まれますが、数ヶ月後から発達が急速に退行しはじめます。生後3ヶ月ほどの時期から強烈な発作が子供を襲います。これらの発作により、患者は意識を失い、1度に最大数時間にわたってけいれんします。
数年間、緊急治療室に慌ただしく駆け込み続け、シャーロットの両親は必死でした。予期せぬ合併症から実験的な薬、「もうなす術はありません」と言われることまで、全て経験しました。もう他に選択肢がないと思われた時、家族はついに人生を変える決断をしました。
シャーロットの両親は、彼らの決断が後に社会運動を巻き起こすこと、さらに重要なことに娘の人生を取り戻してくれることを、その時知りませんでした。フィジー家は、大麻草に含まれる主な化合物の一つ、カンナビジオール(CBD)を使って娘を治療することに決めました。
CBD:あまりにも長い間正しく評価されなかった物質
ペイジとマット・フィジーがコロラド州で最初に非精神作用大麻を探し始めた時、不運にぶつかりました。1980年代以降、大麻育種家は1つの大きな目的を持っていました。すなわち最も強力な精神作用大麻を作ることです。
競争は激しいものです。約30年間、精神作用大麻への需要が高まり続けた結果、今では大麻薬局に入ってTHC含有量が20%を超えるものを見つけるのは珍しくありません。それと比較して70年代の大麻は、THCの含有量は平均して6〜8%でした。THC含有量のみに焦点を当てているということは、栽培者が交配過程でCBDを見落としてきたことを意味します。したがって、薬としてCBDを試したいと願う人にとって、それを入手するのはほぼ不可能でした。
シャーロットのような子供にとって幸運なことに、コロラド州に住むある家族が先手を打っていました。スタンレー兄弟は、まさにフィジー家が探し求めていた植物を開発していました。CBDが豊富で、THCが少量の大麻株です。高濃度CBD/低濃度THCの大麻株は、あったとしてもわずかな精神活性作用を持ちます。むしろ、事例報告や前臨床試験は、高濃度CBD大麻は認識機能障害を引き起こすことなく興奮を鎮めることを示唆しています。
CBDを治療薬として最終的に決定する前、シャーロットは1週間に300回、それも15分おきに大発作を起こしていました。CBDオイルをシャーロットの日課に導入後、CBDは丸々1週間シャーロットの発作を食い止めました。フィジー家は驚きました。
「私は6ヶ月間、シャーロットが笑う声を聞きませんでした。声も全く聞いていません。泣き声だけです。(医療大麻が無かったら)シャーロットが成長し、何かをしていることを見られたなんて想像できません。私はこれを当たり前だとは思っていません。毎日が天の恵みです」—ペイジ・フィジー
CNNは2013年に初めてシャーロットの物語を放映しました。それ以来、CBDは世界中で大ニュースとなり続けています。病気の子供を持つ家族が、医療大麻を求めてデンバーに引っ越しはじめました。これらの家族は、「医療大麻難民」と名付けた移住者グループを作っています。フィジー家の大胆さは、実際の政策修正を促進しました。かつては大麻法を変えることから程遠いところにいるように見えた州が、ペイジ・フィジーの推奨のもと、親CBD立法発案を提案するようになりました。
高濃度CBD株は今、医療大麻合法の州ではどこの医療大麻薬局でも置いてあります。
CBD VS. THC
上記の通り、THCは精神活性作用がありますが、CBDにはありません。どちらの化合物もカンナビノイドであり、それぞれ異なるやり方で人体と相互作用します。THCは、主に中枢神経系に集中しているカンナビノイド受容体( CB1)と直接的に関与します。
一方、CBDは同じようにCB1に関与しません。神経学者で医学研究者のイーサン・ルッソ博士は、プロジェクトCBDとのインタビューのなかで次のように説明しています。
「CBDはTHCが結合するのと同じ(カンナビノイド受容体の)オルソステリック部位と呼ばれる部位に直接結合しない傾向にあります。むしろCBDは、受容体の反対側にあるアロステリック部位と呼ばれる部位に結合しますので、THCおよび内因性カンナビノイド、すなわちエンドカンナビノイドの結合を変化させます」
ということは、THC対CBDマッシュアップの評決は?CBDとTHCは受容体の異なる部位に結合します。THCがオルソステリック部位を通じて直接カンナビノイド受容体に関与する一方で、CBDは別の受容体部位に接続することによってその相互作用を調節または微調整するようです。
この事実はおそらく、CBDがTHCの精神活性性を調節するのを可能にするものです。簡単に言えば、大麻を摂取した後少し不安に感じた場合、それはTHCが多すぎて、CBDが十分に無かったことを意味する可能性があります。CBDはTHCの精神活性的なハイを軽減することを示唆する証拠があります。
ルッソが提示しているように、CBDは身体のエンドカンナビノイドが主要な結合部位に接続する能力を変化させます。これは「エンドカンナビノイド・トーン」として理論化されています。これは特定の疾患にとってかなり有益となりえます。
2008年の論文でルッソは、一部の人は「エンドカンナビノイド欠乏」を体験している可能性があるという仮説を立てました。この欠乏は偏頭痛、過敏性腸症候群、繊維筋痛の背後にある原因の一つではないか、とルッソは推測しています。
肯定的な結果を示すCBDの臨床試験が増えれば、CBDはECSに関連する疾患に対して強力な治癒手段であることが証明されるかもしれません。
CBDの他の作用は?
CBDについて学ぶべきことはまだたくさんあります。しかし、科学者は、CBDはカンナビノイド受容体に接続する以上の作用があることを発見しました。体内のCBDの効果は広範囲におよびます。これまでのところCBDは、以下のことに直接的または間接的に影響することが知られています。
・バニロイド受容体(痛み調節に重要)
・アデノシン受容体(睡眠・覚醒サイクルに重要)
・セロトニン受容体(気分・ストレス調整に重要)
一部のマウス研究は、CBDが脂肪酸アミド加水分解酵素(FAAH)として知られる特定の脂肪酸を阻害することで作用することを示唆しています。FAAHは体内の天然由来のカンナビノイド、アナンドアミド分解の原因となる酵素です。
アナンドアミドは「至福分子」または人間のTHCとしても知られています。アナンドアミドは、喜び、報酬、食欲、排卵、記憶、睡眠、痛みといった基本機能の調整を助けます。
アナンドアミドを細かく分解するものは無く、CBDが体内のアナンドアミド量を増加させる、というのが単純化しすぎた理論でした。一部の事例では、これが理論上エンドカンナビノイド・トーンを改善する可能性がありました。
しかし2015年にジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー誌に発表された研究は、CBDは人体のFAAHを抑制しないことを示唆しています。むしろ、CBDはFAAH単体ではなく、アナンドアミドとFAAHを結合させるタンパク質に関わることを提示しています。どちらにせよ、CBDは至福分子の先端に関わっています。しかしどのように達成するのかはまだ分かっていません。
CBDは何の治療に使用されているか?
CBDの治療的価値はほとんど信じられないほどです。現代病にとって最も重要な薬の一つになるかもしれない物質を生み出す植物は、数十年にわたって時代遅れの法律に禁じられてきました。
CBDは複合薬理学的です。すなわち、一度に体内の複数の異なる経路に作用する、ということを意味します。これにより複数の異なる相互作用がそれぞれに及ぼす効果を見分けるのがほぼ不可能になるため、研究が非常に難しくなります。しかし、高品質の人体臨床試験が欠如しているにもかかわらず、多く医療大麻患者がこの鎮静させるカンナビノイドによって緩和を得ています。以下は、患者がCBDを選ぶいくつかのよくある理由です。
・がん
・糖尿病
・紅斑性狼瘡
・運動障害
・ニコチン中毒
・パーキンソン病
・慢性痛および神経障害痛
・強迫神経症
・骨粗しょう症
・さまざまな小児疾患
CBDが役立つ3つの主な疾患
1.てんかん
シャーロット・フィジーの事例で明白になったように、エンドカンナビノイドシステムはてんかん治療の将来で重要な役割を果たす可能性があります。最近、イギリス製剤会社GWファーマシューティカルズ社は、ピュアなCBDを用いたてんかん薬の臨床試験第3段階で良好な結果を出しました。
その薬はエピディオレックスという名前で、すでにドラベ症候群やレノックス・ガストー症候群を患う患者に関して好ましい結果を出しています。別の研究では、CBDが他の一般的な抗てんかん薬の有効性を向上すること、また神経保護作用を持つことが分かりました。論理的に、この作用は脳細胞を健康に保ち、細胞損傷を軽減するのに役立ちます。
2.統合失調症と精神疾患
統合失調症および精神病に関するテーマは、以前から大麻薬における主な論点でした。ですから、CBDに抗精神病作用があることに驚く人もいるでしょう。2015年スヒゾフレニア・リサーチ誌に発表された概説は、THCの精神活性作用を軽減するCBDの能力が統合失調症患者にとっても有益である可能性を示唆しています。
THCは、海馬や前頭前皮質などの脳部位に作用します。これらの部位におけるTHCの活動は、大麻の精神活性効果の原因であると考えられています。付随的に、これらの脳部位は統合失調症に関わる部位でもあります。前述の概説は、これらの部位におけるCBDとTHCの逆の効果が新たな統合失調症研究の道を開く可能性がある、と示唆しています。
従来の薬と組み合わせ、CBDを統合失調症の補助治療薬とする初期試験は良好で、優れた安全プロフィールを示しました。CBDの強力な抗炎症作用も、CBDの抗精神病特定に役立っているかもしれません。精神病は脳内の炎症の増加に関連付けられています。
3.不安障害
大麻を摂取して不安になったことはありませんか?実はそれはTHCが多すぎ、CBDが不十分であったことが問題かもしれません。上記に述べたとおり、CBDとTHCは逆に作用します。THCは刺激的な精神活性物質ですが、CBDは不必要な精神活性性を抑制します。THCは被害妄想を引き起こすことが知られていますが、CBDは精神活性的体験に不安を感じているが大麻に興味がある人にとって優れた選択肢です。
CBDは社会不安による不快感も緩和するかもしれません。2011年の研究で研究者たちは、社会不安を持つ10人の患者を採用しました。これらの患者は、自分の疾患に対してまだ治療をしたことがない人たちでした。患者は二重盲式実験で、400mgのCBDまたはプラセボを与えられました。CBD治療はプラセボと比較して、被験者の不安症状を良好に改善しました。
全草薬
CBDはそれ単体でも強力な薬ですが、その効果は他のカンナビノイドと組み合わせた時に増幅されることに注目するのが重要です。CBDにまつわる最大の討論の一つは、最近「全草薬」の方へと進んでいます。全草薬にはアントラージュ効果と呼ばれるものがある、という考えです。
アントラージュ効果とは、CBDとTHCなどカンナビノイドの組み合わせが体内に特定の治癒効果を生み出すために相乗して相互作用する、という考えです。これで、一部のてんかん患者はCBDによく反応する一方で、その他の患者はTHCによく反応する理由に説明がつく可能性があります。アントラージュ効果はすでに、薬剤において利用されています。
たとえば、GWファーマシューティカルズ社による多発性硬化症(MS)薬サティベックスは、バランスのとれたTHCとCBDの割合を持ちます。この2つのカンナビノイドは一緒に採る方が、CBD単体よりもMS症状の抑制に良好に作用するのです。
高濃度CBD
喫煙、ヴェイプ、抽出、CBDが豊富な食品作りなど摂取方法にかかわらず、CBDを取り入れたいのなら、高濃度CBD株から始める必要があります。
・シャーロッツ・ウェブ
・ハーレクイン
・CBDクリティカル・キュア
・カンナトニック
・サワー・ツナミ
・ACDC
高濃度CBDの花を購入する際に、必ずしもTHCが含まれないわけではないことを覚えておいてください。CBDを高濃度含むと宣伝されている株の多くは、いくらか精神活性のTHCを含んでいます。精神活性効果を避けたいなら、特定の株に関する検査情報を知るために、大麻販売店員または供給元に質問するようにしてください。
その他のCBD源
CBDを取り入れるために、高濃度CBDの花を喫煙したり、ヴェイプしたりしなければいけないわけではありません。各地の大麻薬局や販売業者は通常、以下の形態で抽出されたCBDを販売しています。
・ココナッツオイル
・オイル
・カプセル(THCを調理する際に自宅でCBDを抽出することができます)
CBDが精神作用しないなら、なぜ未だに違法なのか?
残念ながら、この質問に対する答えは複雑です。各国は独自の大麻法を持っており、一部の地域ではCBDはすぐに入手可能になっています。例えばイギリスでは最近、国民健康保険(NHS)がCBDは薬であると宣言しました。しかしアメリカでは、CBDの合法性はその調達元によって異なります。入手できるCBD製品には2つの種類があります。「ヘンプ」から作られた製品と「大麻」から作られた製品です。どちらの植物に含まれるCBDも同じものですが、法的定義は異なります。
アメリカの規制物質法では、全ての大麻製品がスケジュールI薬物であるとみなされています。すなわち、大麻製品は医学的価値が認められず、これらの物質の所持は刑事処分を受ける可能性があることを意味します。最近麻薬取締局(DEA)は、CBD製品を「大麻抽出物」のカテゴリーに一緒にする新法を発表しました。
新しいDEAによる声明によると、CBDは違法です。DEAは次のように解明しています。
実用目的において、CBDを含む全ての抽出物は少なくとも少量の他のカンナビノイドも含有しています。(1)しかし、大麻草からCBDのみを含み、他のカンナビノイドを含まない抽出物を生成することが可能だったとしても、そのような抽出物も新薬物法7350に該当します。
しかし、有望な訴訟やヘンプ業界専門家は、DEAにCBDを「大麻」の定義に含める法的権利があるのか疑問視しています。
2004年、第9回巡回上訴裁判所は別の訴訟で、ヘンプに有利な判決を下しました。今回は、DEAが投稿した「解釈規則」に応えたものです。「いかなる量のTHCを含む製品全て」という表現を含むこの規則は、スケジュールI規制物質のカテゴリーに該当するでしょう。
DEAの新規則は、2014年農業法に加えられた修正にも矛盾します。農業法は、州が運営する試験計画において産業ヘンプの栽培を、連邦政府によって合法化しました。これらの試験計画は、少数の栽培者がヘンプを栽培、加工し、ヘンプ製品を販売することを認めました。
農業法では、ヘンプ草はTHCが0.3%以下の大麻草であるとされました。しかし、DEAの新定義が2014年農業法とどのように影響し合うのかは現時点で明らかになっていません。
大麻が再分類されるか合法化されるまで、大麻に対する厳しい連邦政府による規制は、CBDならびに大麻草の健康上の利点や影響に関する適切な研究を妨げます。
本記事で1点痛感するものがあるとしたら、CBDは膨大な治癒的可能性を持つ、ということです。しかし、科学者たちはさらに強力な研究をする必要があります。CBDとエンドカンナビノイドシステムの発見はすでに、生化学および精神医学において大きな道を開きました。
私たちが大麻を薬として調査することを妨げる法的・政治的障害に対処するまで、この開かれた道は調査されないままとなるでしょう。
