ヨーロッパにおけるCBD利用法を拡大する法令をヘンプ協会が要求

全てのCBDが同等に作られているわけではありません。しかしこれまで、多くの場合でそのようにみなされてきました。ヨーロッパ産業ヘンプ協会(EIHA)による「CBDの適正な法令」を求める声が聞き入れられれば、これは変わる可能性があります。ヘンプ協会は、CBDの等級の制定を求めています。すなわち、これによって市場におけるCBDの利用法が拡大し、ヘンプ産業が急成長することを意味します。さらに、大衆にもより入手しやすくなります。

現在、多様な製品に含まれる異なるCBD量や、製品が市場の異なる場所で置かれていることは考慮されていません。合法性ひいてはカンナビジオールの使用許可は、純粋にそれがCBDであるという事実に基づくもので、使用されている量は関係ありません。

CBDを分類する

EIHAは政策方針書のなかで、法令の「微妙なつぎはぎ」だけがEUにおいてCBDを管理している、と述べました。EIHAは、消費者を保護し、かつ急成長しつつあるヨーロッパのヘンプ産業に役立つ、新たな標準化した法令制度を提案しています。制度の背景にある考えは、含まれるCBD量に基づいて3つの分類を作ることです。各カテゴリーはその後、市場の各分野に割り当てることができます。またこれらの異なる量によって、さまざまな製品の流通に求められる規制量を確定することもできるでしょう。

CBDの利用法を拡大

EIHAは、この法制度により市場におけるヘンプ産業の範囲が拡大し、CBDの利用法の拡大につながることを願っています。また、これにより ヘンプCBDを薬以外の分野で利用することを、加盟国が認める可能性を上げることができるかもしれない、とも考えています。

現在イギリスは、CBDのみを医薬品と認めるEIHA加盟国の一つです。しかし、カンナビジオールは、店頭で購入できる健康補助食品や食品、美容製品、その他において、より広範囲の用途を持ちます。使用量によってCBDを分類することで、 ヘンプやCBDは食品・美容製品に使用しても安全な成分であると考えることを加盟国に促進し、CBD用途の拡大につながる、とEIHAは信じています。

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EIHAから見た分類方法

ヘンプ協会は、CBDを異なる目的および管理を必要とする、3つのカテゴリーに分類することを提案しています。医薬品に分類される高水準には、1日あたり200mg以上の高用量の使用が含まれます。中水準(1日あたり20〜200mg)CBDは、健康食品や薬局で処方箋なしで入手可能な薬草剤、または店頭で購入可能な健康補助食品としてみなされるべきです。1日あたり摂取するCBD量が20mg以下の場合は低水準で、食料品において無制限の使用に適していると考慮されるべきだ、とEIHAは提案しています。

EIHAは、CBDを含むヘンプ抽出物に精神活性カンナビノイドTHCが含まれる可能性を認めています。これに関しては別の規制アプローチを提案しています。しかし、CBDを処方のみの薬として規制する考えには強く反対する、とヘンプ協会は述べています。

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