子供のてんかん治療のためCBDオイルを輸入する権利を勝ちとったメキシコの家族
メキシコが医療大麻および研究の完全な合法化に近づくなか、推進力となった企業があります。ヘンプメッズ・メキシコは、ラウル・エリザルデとその11歳の娘グレースの体験談を語るのを助けました。このメキシコ在住エリザルデ家が、グレースの深刻なてんかんを治療するためにCBD(カンナビジオール・CBDオイル)を輸入する権利を勝ち取ったのです。
エリザルデ家の体験談は、医療および科学研究目的の大麻の使用を合法化する4月28日のメキシコ議会による投票を刺激しました。一般投票では賛成371票、反対7票、棄権11票の圧倒的結果で可決された法案は、今度は署名して法律と成立させるためにメキシコ大統領エンリケ・ペニャ・ニエトの元へ送られます。
エリザルデと、サンディエゴを拠点に置くメディカル・マリファナ社の子会社ヘンプメッズ・メキシコの熱心な擁護がなければ、この法案に関する上院の票は行き詰まったでしょう。
レノックス・ガストー症候群を患うグレース
エリザルデの娘グレースはレノックス・ガストー症候群という難治性てんかんの一種を患っています。エリザルデ家はよく知られている医療大麻支持者です。何故なら一家は連邦政府を訴え、CBD(カンナビジオール)オイルを輸入する権利を勝ち取ったからです。
「この体験は私の人生、娘の人生、そして全ての家族の人生を変えました」とエリザルデは最近、ピッツバーグのチャンネル4ニュースでこう語りました。グレース・エリザルデは一時、毎日数百回の発作を起こしていました。エリザルデは、CBDオイルの効果に敬意を表するため、そして他の家族を助けるためメキシコにおける大麻イニシアチブを支援するためにポル・グレース基金を立ち上げました。
他のてんかん患者にもCBDオイルを輸入する許可を
エリザルデの勝訴後、マルドナド家を含むメキシコでCBDを入手したい他の家族に対して判例が示されました。マルドナド家は11歳の娘アリーヌのために、リアル・サイエンティフィック・ヘンプオイル-X(RSHO-X)と呼ばれるアメリカで生産されたCBDオイルのメキシコ政府による初の輸入許可を与えられました。
メディカル・マリファナ社CEO(ヘンプメッズはメディカル・マリファナ社の子会社)のスチュアート・ティトゥス博士はこのように説明しました。
「ヘンプメッズは概してメキシコの大麻に関する議論を推し進めてきました。2016年2月に初めて合法的にCBDオイル製品を輸入できると承認された企業として、私たちはリーダーシップを発揮し続けてきました。ヘンプメッズ・メキシコが設置され、世界規模のヘンプメッズ企業網に加わりました。私たちはメキシコで大麻合法化に関する数多くのイベント(メキシコシティー、モンテレイ、ティフアナ)や医学シンポジウム(2016年2月、10月、2017年2月)を後援してきました。さらにヘンプメッズ製品に関してアギーレおよびガルザ医師が実施した2件の有益な調査研究もあります。6月28日にはモンテレイで医療大麻・CBDに関する医師による教育イベントが行われるのを楽しみにしています。メキシコで近い将来、さらなる研究や調査が行われると嬉しいですね」
RSHO・CBDオイル-Xは、メキシコのFDA、COFEPRISによって初めて、そして唯一アメリカからメキシコへの輸入が認められたCBDオイル製品です。
