裂脳症から回復!大麻がもたらした奇跡

子供の命を救うためなら

その答えはほとんどが「何でもする」でしょう。そしてそれこそバーバラ・バンカーが、唯一の選択肢は娘の脳の大部分を切除することだと医師に言われた時に直面したことです。ノヴァ・リーは生後2ヶ月の時に脳の4分の1のみしかないことが分かり、稀な脳の先天性異常である裂脳症と診断されました。1ヶ月後、発作が始まりました。

裂脳症に苦しんだノヴァ

ノヴァの発作は最初、小さくてほとんど気づかないほどでした。

その後発作は平均して1日に50〜100回起こる、深刻で恐ろしいものへと進行しました。過去2年間にわたって、バーバラは通院や試行錯誤の薬物治療に没頭していました。ノヴァは視力を失いました。頭や胴を支えることもできません。ノヴァは抱っこされなければならず、母の腕の中でまるでラグドール(猫の一種)のようでした。

発作がひどい時バーバラは、白目を向き、泡を吹きながら絶え間なくけいれんするノヴァの手を握ることしかできなかったのです。過去2年にわたり、医師は薬の投与量や処方を変え、時にはうまくいくようでしたが、時にはまったく効果がありませんでした。ノヴァは命を維持すると思われる9つの異なる薬を飲んでいましたが、ひどい副作用の数が非常に多かったため、その安全性についてバーバラは時々懸念していました。

娘の命を救うために突き進み続けるなかで、バーバラは大麻の薬効について知るようになりました。

大麻を使用することに抵抗はありませんでしたが、娘に効くか懐疑的でした。医師がノヴァの脳の5%を残して脳を切除する手術について議論を始めたとき、バーバラは恐ろしくなり、どうしたらよいか分かりませんでした。彼女はどうすれば娘を救えるのか分からず、生存率が50%であるにもかかわらず手術に合意しました。同じような状況で大麻オイルを使用した他の両親について調べ、連絡を取るにつれ、バーバラは不安でいっぱいになりました。手術の予定を決めることになった時、バーバラにはもうできなかったのです。何か別の方法があるはずだと彼女は思いました。

発作を止めた大麻オイル

当時、バーバラとノヴァは、大麻にまつわる法律が緩んでいないテキサス州に住んでいました。ノヴァに大麻オイルを与えることによる法的な影響は怖かったけれど、バーバラは娘を救うために試さなければなりませんでした。ほんの少しでも変化があればと願って、4日分の大麻オイルを調達しました。結果は奇跡に近いものでした。最初の投与後に、発作が止まりました。バーバラは驚きましたが、これは偶然ではないかと懸念し、まだ躊躇していました。バーバラは4日間ノヴァに大麻オイルを与え続け、その結果は驚異的でした。

大麻オイルが終わるとすぐに発作が復活しました。ノヴァを救うために何をすればよいか、バーバラには分かりました。テキサス州では大麻の使用が認められていなかったので、バーバラは法を犯すことなくノヴァに命を救う大麻オイルを与えることができる場所を見つける必要がありました。

バーバラ夫妻は、ノヴァが必要とする大麻オイル治療を受けることができるコロラド州に引っ越すことに決めました。2人はエコノミーサイズの車に積めるだけの所持品を詰めて、ノヴァをコロラド州へ連れて行ったのです。売れる物は売りましたが、残った物はそれ以上ありました、2014年5月31日、ノヴァは生きる望みをかけてコロラド州へ向かっていました。

大麻オイルがもたらした奇跡の回復

医師に処方された薬を全て飲みながら、その毎日のルーティーンに大麻オイルが加えられました。奇跡のような結果が再び表れ、1日に50〜100回あった発作は月に1回まで減りました。最初のハードルであったノヴァの発作管理は乗り越えられたようです。

次のステップは、ノヴァの生活の質を改善することです。医師の監督のもと、バーバラは少しずつノヴァの他の薬をやめさせることにしました。一部の薬は、バーバラが「ノヴァは完全に依存していて、正直なところ中毒になっていた」と話すベンゾジアゼピン系薬でした。ベンゾジアゼピン系薬の離脱症状はヘロインと比較されるもので、バーバラはノヴァの不安定な状態に最悪な事態が起こることを心配しましたが、大麻オイルのおかげで離脱症状はほとんど見られませんでした。ほぼ2年後、ノヴァは薬を断つことができました。

大麻オイルを日常的に摂取し、製剤薬をやめたことで変化がすぐに訪れました。ノヴァは握力がつき、筋緊張低下が実質的になくなりました。「ノヴァはもう“ただの重り”でも“ラグドール”でもありませんでした」とバーバラは説明します。また、ノヴァは頭と胴体の管理もできるようになりました。ある日バーバラがノヴァ・リーの部屋に行くと、ノヴァはベッドに腰掛けていたのです。バーバラはこのような回復を見て興奮していました。ノヴァの発達一つひとつが、大麻オイルを治療法にしたバーバラの決断を再確認させてくれました。

現在ノヴァは話すことを学び、語彙を発達させています。「ママ」や「ダダ」、“愛している”と言いたくて「ラ・ヤ」と言うことができます。昨年起こった最も顕著な変化の一つは、医学的に盲目的と見なされたノヴァの視力が回復したことです。全ての証拠が大麻の効果的で、安全な薬効を示していますが、バーバラは今でもインターネット上の中傷者から批判や非情なコメントに直面します。

バーバラに、ノヴァ・リーの変化に関して「支えにしている」良い考えは何か尋ねるとこんな答えが返ってきました。バーバラが答えてくれたことは、健康な子供の両親だったら当たり前と思うようなことでした。

「たくさんあります。発作が起こらない日々を数え、そしてその数を忘れること。常に薬を飲ませなくてよいこと。隣の部屋からノヴァが私を呼ぶこと。TVの前に座って『テレタビーズ』を見るノヴァを見ること。以前は聞いたことのなかったノヴァの笑い声を聞くこと。ノヴァが毎回抱きしめてくれるとき。認めたくはないけれど、大麻オイルが無かったら今頃ノヴァは生きていなかっただろう、と心の中で思いながら、誕生日や祝日を祝うこと」

大麻の使用は長い間汚名を着せられてきました。時代遅れの思考過程にすがる時を追い越したのです。命を奪うような衰弱と闘う手助けとして大麻を必要とする人や子供が存在し、そして彼らは否定されています。バーバラ・バンカーにとって証拠は明白です。

ノヴァ・リーは、大麻オイルが無ければ生存できなかったであろう、力強いサバイバーです。バーバラはこのメッセージを広めて、どこでも大麻が合法であるようにしたいと思っています。バーバラの夢はノヴァをテキサス州へ連れて帰り、大麻の利点について語ることです。彼女は言います。「子供たち皆はノヴァと同じように生きる平等なチャンスを得る価値があります。そしてそれは郵便番号によって左右されるべきではないのです」

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出典:THC MAGAZINE