「熟眠感」が大切
前回の話はこちら→僕がCBDオイルを手放せない理由 ~不眠症の劇的改善体験~③
もう一度、前回に参照した、日本薬学会さんの「徐波睡眠」の説明を確認しましょう。
徐波睡眠
睡眠は大きくレム睡眠とノンレム睡眠に分類されるが,ノンレム睡眠のうち,出現する脳波の特徴として周波数の低い成分(徐波成分)が中心となる睡眠を徐波睡眠と呼ぶ.ヒトにおいてはStage3とStage4がそれに該当し,睡眠の分類の中では深い睡眠にあたることから,健常者では熟眠感と関連があるとされている.また健常若年成人における徐波睡眠の出現は,一夜の睡眠の最初1/3に多く見られること,その量は加齢と共に減少していくことが知られている.(2010.11.FYI)
ここにある「熟眠感」。これこそ、CBDがもたらしてくれるものであって、僕がおすすめする理由です。
最初に不眠治療で摂取して、すとんと眠りに落ちて、起き抜けは、
「よく寝た・・・」
という感じでした。
まさに熟眠感を感じた眠りだったのです。
その不眠、老化現象かも?
僕が着目しているところは、別にもあって、「徐波睡眠」の上記説明のこの箇所:
また健常若年成人における徐波睡眠の出現は,一夜の睡眠の最初1/3に多く見られること,その量は加齢と共に減少していくことが知られている。
つまり、「不眠」も「老化現象」なんですよね・・・僕の場合は、若い頃からですが。
僕が参考文献にしている本『カンナビノイドの科学』(佐藤均監修 日本臨床カンナビノイド学会編 築地書館)にもこうあります。
「徐波睡眠が減少する高齢者にCBDが睡眠補助として使えるかもしれない。」(p.89)
そうなんです。「眠りが短くなった」「眠れない…」という方は、ご自分の年齢をかんがみて、まずは老化を疑ってみてはどうでしょうか。
その不眠、あきらめないで!
日本では禁止されている、本来の大麻草は、どう不眠に働きかけるのかを説明しますね。
みなさんご存知の通りで、大麻草にはざっくり成分として、THCと、我らがCBD様が存在しております。
①THC → いわゆるハイになってしまう成分:日本では禁止
②CBD → ハイにはならないで健康に働きかける成分:日本では合法
上記がざっくりとした説明なんですが、実は入眠しやすくしてくれるのって、THCのほうなんですよ。
僕からすると、この睡眠におけるTHCって、けっこーな矛盾で、
「眠くさせるくせに、眠りを浅いままにさせる」
という、超ドSな成分なんですよね。。
CBDはその点でとても優しい天使のような存在で、THCによって「眠らされたのに、よく眠れない」ってオロオロしている僕らの状態を、「こっちだよ!」と、深い眠りの底へいざなってくれるんですよ。
深く眠りたい!と思っているなら、イジワルなTHCなんていらないよね?
だから、CBDオイルって眠りにはありがたいんです。
