多くの親達は、CBDが自閉症の子供にもたらす大人しくさせると言う明確な効果を直接体験しています。しかし、殆どの主流の医師達は、自閉症の治療として大麻を使用する事の効能性と安全性について懐疑的です。政治家達でさえ意見が二分化されています。コロラド州のジョン・ヒケンルパー知事は、州議会によって通った医療大麻使用資格に自閉症を追加する事に対して拒否権を行使しました。
科学はどうでしょう?医療大麻によって治療されている多くの症状のように、論評の対象となる科学的研究よりも個人的な経験と事例証拠が現在ははるか先を行っています。自閉症がしばしばてんかんを伴う事によって、CBDが両方の症状を軽くすることは出来ないだろうと人々に考えさせます。
「自閉症患者の絶望的な親達が、科学的な研究が無いにも関わらず大麻を試そうとする」と言った大麻狂気でいっぱいに埋め尽くされがちな記事や「大麻は自閉症の子供の魔法のような治療薬になるだろう」「何故、私が9歳の子供に大麻を与えるか」のような扇情的な治療の記事の見出しは助けになりません。
自閉症スペクトラム障害(ASD)は、言語、行動や社会的交流における特異点を含む生涯にわたる神経発達障害です。自閉症は、非常に議論を引き起こす事柄に成り得ると理解する価値があります。自閉症スペクトラム障害/自閉症の真の定義は、両親と専門家の間に論争を引き起こします。例えば、新興の自閉権利運動は、自閉症、自閉症スペクトラム障害、多動性障害のような症状は、治療を必要とする病変ではなく、尊重されるべき相違点であると言う考えを元に集まっています。自閉症は、長い間認知障害と定義されています。自閉権利運動においては、自閉症は認識の相違です。
目次
救いを求める親たち
ブランディ・ウィリアムズの経験は、子供の治療の一環として医療大麻を使用する親の典型です。ウィリアムズは、数年前に自閉症スペクトラム障害と診断された8歳の息子、ロ-ガンの親です。ロ-ガンは、母親を噛んだり、一日に150回以上も自分の頭を打ち付けたり、それ以上にもっと悪い数え切れない程の攻撃的な言動を5歳までに示しました。ウィリアムズは、50時間程のセラピ-を試しましたが、助けにはならなかったようです。
自閉症スペクトラム障害に加えて、ロ-ガンはてんかん性発作にも苦しんでいました。そのことは、自閉症患者にとっては珍しい事ではありません。研究者は、自閉症スペクトラム障害は、原因となっている中枢神経系の状態によって引き起こされる他の神経性障害をしばしば伴う事を知っています。てんかんは、自閉症スペクトラム障害の約1/3の人に起こると一般的に報告されています。しかし、科学的な研究は、5%から46%の広範囲の併存疾患と判明させました。ロ-ガンの件においては、彼のてんかんの診断は、医療大麻に関しての彼の全体的な状況に実際に役立ちました。
自閉症が資格条件となる州
デラウェア州
ペンシルバニア州
ミネソタ州
ジョ-ジア州
サウスキャロライナ州
自閉症を含む多くの症状において、医者によって医療大麻は推奨される事もある州
カリフォルニア州
ミシガン州
マサチューセッツ州
コロンビア行政区
アリゾナ州はてんかんを資格条件として認めている
ウィリアムズと彼女の息子は、自閉症を医療大麻の資格条件として含めない医療大麻を扱う多くの州の一つである、アリゾナ州に住んでいます。しかしながら、アリゾナ州は、リスト上にてんかんは含ませています。 何年も前に、ロ-ガンの母親は、大麻から抽出されてCBDを与える事で息子の症状を和らげようと試みました。それは効果的ではなかったことが証明されました。しかし、2014年6月に、小児のてんかん患者への医療用大麻の使用をアリゾナは合法化しました。ゆえに、ウィリアムズは、息子の為に医療大麻用カ-ドを手に入れました。
テルペン、CBD、その他カンナビノイド(ほんの少しのTHCを含有する)を含むオイルの単回投与後、ウィリアムズは、驚異的な変化に気付きました。ロ-ガンは、前後に揺れる事をやめました。彼のバタバタしていた手は静かになりました。「ローガンは、治療以前、全く言葉を発していませんでしたが、医療大麻治療後の最初の2ケ月分で180語も話したのです」とウィリアムズは振り返りました。
ブランディ・ウィリアムズは、医療大麻は子供の症状を治療する事に効果があると気付いた多くの親の一人です。自閉症は、 医療専門家が医療大麻を推奨する事が合法的に認められている30の州において、医療大麻の資格条件となる基本的な症状の一つとしてまだ受けいれられていません。
デラウェア、ペンシルバニア、ミネソタ、ジョ-ジアとサウスキャロライナのたった5州においては、明確に自閉症は資格条件として含まれています。ミシガン、カリフォルニア、マサチューセッツとコロンビア行政区を含む他の幾つかの州は、特に自閉症を含みませんが、医者が、医療大麻が適していると判断した際には、勧める事を認めています。自閉症の子供を持つある親達は、資格条件の併存疾患(筋肉のけいれんや痛みと言った)の治療として医療大麻を利用し、副作用として医療大麻は自閉症の良くない症状を軽減する事を知りました。
ウィリアムズと6州において活動をしている自閉症患者の為の医療大麻を支持する母親の会(MAMMA)の地元支部は、自閉症を州の医療大麻のリストに追加するようにアリゾナの規制者達を押し進めていますが、州当局者より反対にあっています。ほとんどの州にておいて認められてはいませんが、ある親達は、医療大麻は効き目があると言う自分達の信念を譲りません。なぜ差異があるのでしょうか?大麻と自閉症に関する発表された研究は、薄っぺらでもなく、不確かでもなく、矛盾もしてません。それは、事実上存在していないのです。
2015年の基礎自閉症研究
ボストン小児病院とハ-ヴァ-ド大学と関連した3人の科学者が、大麻と自閉症に関する研究の基礎批評となるものを3年前に発表をしました。彼らは、少しの明るい見通しを見せた調査を見付けました、しかし、断定的に大麻と小児患者の改善を結び付けるものは何も有りませんでした。
スコット・ハドランド、ジョン・ナイトとサイオン・ハリスは「現時点では、小児の発達と行動上における医療大麻の有効性の為の良い証拠はほぼ全体的に欠けています」と “小児の発達と行動ジャーナル”において書いています。「多くの支持者は、小児の行動疾患の治療としての大麻の効能についての科学的な文献を引き合いに出します。しかし、しばしばデ-タは、動物モデルに基づいた研究より引用されており、人間の被験者への転換はまだです」と彼等は付け加えました。
スコット・ハドランド、ジョン・ナイトとサイオン・ハリスによる言及
*2013年のスタンフォード大学の研究は、自閉症に関連する特別変異した特有で珍しい遺伝子を持つマウスは、中枢神経系において変化された内在性カンナビノイド情報伝達を示していることを、明らかにしました。その時、これらのデ-タは、オンラインやハイタイムズのような医療大麻を支持する活字媒体において、大麻は自閉症の治療になり得る証拠として引用されました。
*マウスに基づく最近の研究は・・・内在性カンナビノイド情報伝達経路において変化を示していました。これらのデ-タは、今回のケ-スにおいては、ハフィントンポストやフォックスニュ-スのようなより主流の報道各社において、大麻が治療として有望な役割を果たす証拠として言及されました。
「これらと他のかなり影響のある研究は、自閉症スペクトラム障害と脆弱性X症候群の発症原因の本質の重要性を共有しますが、彼等の研究結果単体に基づいて、現時点で大麻は、これらの症状のどれかの治療として使われるべきだと結論付ける事は誤りで有り、害を及ぼす可能性が有ります。現状のデ-タ不足を前提として、現時点では大麻を発達と行動上障害の治療薬として安全に勧める事は出来ません。せいぜい、他の全ての標準となった治療が失敗に終わった時に、最後の治療として医療大麻の使用を考慮する者がいるかもしれないくらいです」と結論付けました。
注意深い著者達
これは、かなり強めの警戒的な発言です。それと同時に注目すべき点は、研究の主要な著者であるスコット・ハドランドは、大麻を単に依存と若者の薬物乱用と言う視点で過去に多くの研究を書いていることです。彼は、自閉症や他の症状における医療大麻の使用に関する直接の調査を行っていません。ハドランドと彼の共同著者の結論は、結局のところは過度の注意深さを明確に示しているかもしれませんし、又は助言の名文句になるかもしれません。大麻と自閉症について医者と話している親や患者であれば、少なくともハドランドの概説は主流の医者達が参考にする主要な資料の一つである事を知っているべきです。
ブランディ・ウィリアムズの報告のような事例報告とは別にして、自閉症コミュニティの人々に大麻が治療媒体に成り得る可能性について希望を与えているものは何なのでしょうか?
主に結局のところてんかんと自閉症の関連性の可能性に帰着します。てんかんと大麻に関して言えば、実際には多くの調査報告があります。人口のたった2%の人々がてんかんで苦しんでいるものの、2009年のアメリカ国立精神衛生研究所の研究によると自閉症患者の1/3から1/5が、てんかん発作で苦しんでいます。
「自閉症とてんかんに関連性はあります。理由は知られていません。自閉症において起こる異なった脳の発達はてんかん発作を誘発し、その事はそれどころか発作を引き起こす回路を作ることを意味しています。自閉症の脳は異なって発達します」とシアトルのスエディッシュ病院のてんかん専門である神経科医のト-マス・デユエルは言います。
てんかんと自閉症の関連性によって、ブランディ・ウィリアムズの様に多くの親を医療大麻が子供の症状にどのような影響を与えるか注目するようになりました。
大麻は発作を落ち着かせる
全員ではありませんが、てんかん患者の子供に大麻を投与した多くの親は、期待できる結果を目にしています。てんかんにおける大麻の影響についての初期の報告の一つは、後に世界的に有名になったコロラド州の女の子、シャ-ロット・フィジ-の件があります。フィジーは、ドラベ症候群と呼ばれる薬が効かない種類のてんかんに、何年も前は苦しんでいました。幼少の頃から始まったフィジーの発作は、時々何時間も続き、何度も心臓発作を引き起こしました。時には、1週間以内に何百も発作を経験しました。
大麻によって救われた他の少年の話を聞いた後に、フィジーの両親は、その後CWヘンプ会社の基礎を築くことになる7人兄弟のスタンリ-兄弟によって開発された少量のTHCと多量のCBDを含有する大麻品種由来オイルをフィジーに与えました。オイルを摂取した後、フィジーの発作のペースは徐々に遅くなりました。彼女の成功は、他の人々を大麻オイルについて詳しく調べるきっかけになりました、特に具体的に言うとTHCの含有量は少なく、CBDの含有量が高い種類の種子です。
進むてんかんの研究
ニュ-ヨ-ク大学ランゴン医療センターの神経科医のオ-リン・デヴィンスキ-は、てんかんにおけるCBDの効果について研究を続けています。GWの薬剤師によって開発中の薬であるエピディオレックスについてのデヴィンスキ-医師の最近の研究は、投薬はてんかん患者の発作を最大42%も軽減する事を発見しました。
2018年5月にニュ-イングランド医学ジャーナルによって公表された研究においては、162人の患者は既存の治療薬に加えて99%のCBDによって治療を受けていました。2%の患者は発作が無くなり、他の薬と似たような比率で36.5%の患者は発作が軽減する一方で、79%と多くの患者は下痢、眠気や疲労のような副作用を訴えました。サイエンティフィック・アメリカン誌が「CBDは、体内の他の薬の濃度を高める効き目がある肝臓酵素阻害物質です」と述べていますが、研究は比較群を含んでいなかったので、患者にそれぞれ既に処方されている薬を使い続けさせました。
デヴィンスキ-医師は、「私は、もし 子供が幾つかの標準の薬を試して、てんかんがまだ重く、生活の質を損なうので有れば、我々が手にした証拠に基づいて、CBDを試してみる危険性はせいぜい低いか妥当だと思います。しかし、我々、科学界としてより多くのデ-タを手にすることが重要だと強く思います」とサイエンティフィック・アメリカン誌に述べました。
今年の後半に米国食品医薬品局より最終認可を受ける予定のエピディオレックスの主要な活性成分は、CBDです。
最初の自閉症の研究
研究者達は今まさに、どのように大麻が自閉症患者を助ける事ができるかを解明している最中です。
事実、そのような最初の研究の2つは、エピディオレクスとしてのCBDについての最近の研究を実行したニュ-ヨ-ク大学の神経科医オ-リン・デヴィンスキ-によって、同じく実施されました。
100人の患者が参加する二重盲検研究は、5歳から18歳までの中程度から重度の(4又はそれ以上)自閉症患者の被験者を含む予定です。「エリック・ホランダ-医師によってモンテフィオレ医療センターで行われる研究は、CBDに似ているカンナビジバリン(CBDV)の自閉症患者における効果を調べる予定です。研究が終わった後に、2人の医師は、CBDに関係する他の試験をニュ-ヨ-ク大学で実施する予定です」とデヴィンスキ-医師はライブサイエンスに述べました。
デヴィンスキ-医師の研究は、Clinicaltrials.gov(米国国立公衆衛生研究所よって運営されている世界最大級の治験及び臨床研究に関する情報を提供しているデータベース)に登録されているたった2つの自閉症と大麻に関する研究課題の内の1つです。大麻と様々な健康への影響についての研究は世界中に何百とありますが、デヴィンスキ-医師の研究とイスラエルのシャアレ・ゼデク医療センタ-によって行われたもう1つの研究だけが、明確に自閉症と大麻を対象にしています。そしてClinicaltrials.govによると、研究はまだ始まっていません。
それはすぐに変わるでしょう。最近の全米自閉症会議において、ロナルド・アウンデイ-ン医師は、「神経調節:全身的でないCBDのダイレクトエフェクツを用いた自閉症の治療」と言う、商標登録されている外用CBD治療である「ダイレクトエフェクツ」を使用して自閉症患者におけるCBDの効果を支持する講演をしました。
他の研究は、かなりの財政的支援と共に勢いよく始まっています。過去20年間で医療大麻についてのかなり多くの研究を行っているカリフォルニア大学サンディエゴ校は、大麻によって自閉症はどのような影響を受けるのかに特に的を絞った医療大麻の研究の為に470万ドルの寄付を受けました。 レイとタイ・ノオダ財団による寄付は、アメリカ国内における大麻の研究の為の最大の私財の寄付になります。
「より重症な自閉症の兆候は処置が難しく、その事は親に従来の治療薬以外を探し求めさせます。大麻は助けになると言う未確証の報告はありますが、その効果や安全性について立証する入念な研究はありません」と精神科の教授で、カリフォルニア大学サンディエゴ校の医療大麻研究所(CMCR)の責任者であるイゴ-ル・グラント医師は報道発表で述べました。
2017年のチリの自閉症研究
事例報告と入念な研究の中間位に位置する1つのレポ-トが2017年9月に日本の京都で開催された第23回神経学世界会議において発表されました。自閉症の診断と治療を専門としている神経医のギセラ・クスタ-は、自閉症スペクトラム障害の患者を大麻抽出物で治療したごく小規模の回顧的観点から良い結果を報告した紙製ポスターを提示しました。ごく小規模な観測研究において、CBD-THCチンキ剤を毎日3ケ月間与えられた殆どの患者は、少なくとも自閉症スペクトラム障害の中核の症状の1つが改善しました。
クスタ-は、代替医療の研究を促進するチリの非営利のダヤ財団の臨床研究責任者です。彼女は、自閉症スペクトラム障害の21人の患者(20人の子供と1人の大人)が、全草大麻抽出物(通常は液体で、CBDとTHCの割合が1:1のチンキ剤)を2016年6月から2017年3月の間の少なくとも3ケ月間毎日舌下投与によって治療された事を報告しました。明確な投薬情報は書かれていませんでした。
「殆どのケ-スは、社会的コミュニケーション、言語や反復行動を含む自閉症スペクトラム障害の中核の症状の少なくとも1つは改善しました。その上、感覚障害、食事の受け入れ、摂食と睡眠障害、更に/又は発作も殆どのケ-スにおいて改善しました。経口の抽出物は、殆どの患者において耐容性良好でした。2人の患者は、もっと動揺を示し、1人はより過敏性を持ちました。しかしそれらの影響は 患者に与えられた大麻品種を変える事によって解決しました」とクスタ-は報告しました。
何故、もっと研究されていないのか?
「私は、子供と多く関係していると思います。大人より子供の事を研究する方が大変です。てんかんと大麻の研究の殆どは、大人においでです。人々は、大麻が子供の脳の発達に与える影響について特にとても心配します」と神経医のト-マス・デュエルは言います。
実際に、米国小児科学会(AAP)は、大麻の合法化に公式に大変反対しているので、団体は自分達の反対声明をプレスリリースにおいて最近再び断言しました。
「我々は、大麻の非犯罪化を支持しているが、大麻は青年期の健康と成長に大変有害である事を知っています。例え制限が実地されたとしても、大人達にとってより容易に入手できるようにする事は、10代の子供達の利用可能を増加させます。大麻の合法化のキャンペ-ンでさえ、思春期の子供達を大麻は危険ではないと信じ込ませます。そして、その事は、生涯にわたる健康と成長に計り知れない影響を引き起こします」とアメリカ小児科学士院会員と米国小児科学会薬物乱用委員会メンバーのセス・ディ・アメルマン医師は言いました。
自閉症を資格条件に追加する
ここ数年において、賛同者は自閉症患者の為の医療大麻を支持する母親の会(MAMMA)と、ペンシルバニア、ミネソタやジョ-ジアの様な州において自閉症スペクトラム障害を資格条件に追加するように立法者や州の役人を駆り立てる事に成功しました。しかし、ブランディ・ウィリアムズと他のMAMMAの活動家は、アリゾナにおいてはまだ打ち破っていません。
「アリゾナ保健社会福祉省の役員は、自閉症スペクトラム障害を含めると言う嘆願は広義過ぎると考えました。彼等は、これは根拠に基づいていて、研究はどのように考案され、等々・・・と言い続けています。しかし、例え製剤薬ですら彼らが医療大麻の条件に追加するために求める基準を満たしていません」とウィリアムズは言いました。
これに大麻狂騒を追加すれば、前進しない推進力の完璧な定式ができあがります。 「我々は、既にアリゾナ保健社会福祉省に、これらの行政健康規制機関が自閉症の症状を認め、自閉症の症状に医療大麻の使用を勧めているという見識を州民に与えたくない為に、これらの嘆願を認可しない事を認めさせました」とウィリアムズは言いました。
アリゾナ保健社会福祉省のMAMMAの嘆願に対する次回の公聴会は、6月に予定されています。
一方で、テキサス州のMAMMA支部は、先週行われた共和党の毎年恒例の州大会で共和党議員に対して陳情を行いました。州党は、大変制限的なテキサス州コンパッショネート・ユース法の幅を広げるだけでなく、大麻の完全な非犯罪化を投票で決定しました。共和党大会にて圧倒的に好意的です。彼等は、大麻は自閉症の子供の治療薬である事を理解しています。
注意範囲を修正する
内在性カンナビノイドは、数ある中でも特に、空腹、不安、神経細胞の興奮性、守りと痛みを調整する事が出来ます。てんかんにおいては、CBDは発作を抑える事が出来ます。カンナビノイド系治療薬を自閉症の助けになると頼みにする人々は、活動的な脳内に秩序をもたらす事ができると信じています。
「子供の自閉症患者、大人の自閉症患者は、多くの集中力や注意力問題を抱えています。彼等は、多くの周囲の物に注意を配っていませんが、彼等がとてもこだわる一つの事に対しては大変注意を配ります。故に、自閉症の子供に大麻を与えたら、彼らの注意範囲を修正すると私は考えます」とデュエルは言います。
それは、少なくとも個々の事例に基づき、自閉症スペクトラムの子供達に大麻を投与しているブランディ・ウィリアムズや他の親達が気付いている事です。ウィリアムズの息子のロ-ガンに対して、週に47時間の治療が出来なかった事を大麻は成し得ました。「彼は近付いて来て、私の横に座って、人生で初めて映画を見ました」と彼女は、奇跡が起きた初めての夜を今も振り返ります。
