鎮痛作用が有望なCBD
CBDは近年、発作を抑制する役割からペットの鎮痛まで、多くの注目を集めてきました。カンナビジオール(CBD)は、ヘンプにおいて2番目に多いカンナビノイドです。1番多いのはテトラヒドロカンナビノールまたはTHC(工業用の場合)です。産業用大麻の場合は、THCが0.3%未満に品種改良されており、たとえCBDオイル製品などを摂取して酩酊状態になったケースは報告されていません。
THCと異なり、CBDは精神作用しないので、つまり人を酩酊状態にすることはありません。
これが多くの人にとって恩恵となり、医師や国会議員によって子供およびペットに推奨される選択肢だとされています。
CBDはTHCと同じ症状や疾患の多くに役立ちます。2013年の研究では、CBDが吐き気・嘔吐を軽減し、発作を抑制し、不安、うつ、そして精神疾患にさえも効くことが発見されました。また神経変性疾患に効く可能性がある抗炎症、抗腫瘍、抗酸化特性も持つことが分かっています。CBDは、クローン病、PTSD、多発性硬化症、関節炎、ドラベ症候群、線維筋痛など幅広い疾患の治療において有望です。大麻は禁煙を成功させることさえできるのです!
CBD製品は、雑草のように人々に根付いてきました。最近ニューヨークで開催された大麻世界会議やビジネス・エキスポでは数百の企業が参加していました。CBDオイルは全50州で合法に販売されていますが、そこには複雑な問題もあります。これは連邦法と州法による捻れが発生しているためです。
開発が進むさまざまなCBD製品
CBDは樹脂の多い大麻草の雌株のバッズおよび花から採れますが、これらは多くの州で合法ではないため、イソディオル社のような一部の企業は産業用ヘンプ草の茎からCBDを抽出する精巧な手法を開発してきました。
イソディオル社はTHCを含有しない、CBDが強化されたボトル入りの水、CBDナチュラルズという製品を生産しています。CBDナチュラルズは1.5リットルボトルがオンラインで販売され、アメリカ全土に配送されています。数年以内には、ホールフーズの棚に並ぶ可能性が高いです。イソディオル社の科学者はある理由から水を選びました。それはCBDをナノサイズの粒子にし、水の分子に入れることで、人体の吸収率を600%上げることができるからです。
カリフォルニア州のように医療大麻が合法の州では、大麻薬局で幅広い“全草抽出物”のCBD製品を購入することが可能です。多くの純粋な大麻主義者は、正当な理由があって全草抽出物CBDに信頼を置いています。
CBDは単体の分子としてよりも、THCおよび大麻に含まれるその他80余りのカンナビノイドと相互作用した法がより有効であることが証明されていて、それはアントラージュ効果と呼ばれています。
クッシー・パンチ社やハウス・オブ・ジェーン社のような企業は、従来のTHCが優勢なインディカ、サティバ、ハイブリッド食品に加え、全草抽出物のCBD製品を生産しています。ハウス・オブ・ジェーン社は砂糖・コーンスターチを含まないCBDグミを生産しており、「不快感や倦怠感無く、最大限の痛み・炎症の軽減」を提供するとして宣伝しています。ハウス・オブ・ジェーン社は飲み物や料理に追加することのできる無味のCBDパウダーを生産しています。どちらの製品も投薬するのに控えめで便利な方法です。
ローションやオイル、バス用品などのCBD外用品が筋肉痛や関節炎に効果
メアリーズ・メディシナル社製エリートCBDマッスル・フリーズはCBDと他の植物抽出物を組み合わせて、タイガーバームのような冷却効果を作り出しています。運動後または慢性痛などに最適な外用品は、特に限局痛、炎症およびむくみなどの治療に効果的です。
エンパワー・オイル社は固くなった部位に塗布するのに最適なCBDオイルを生産しており、アメリカ全土に配送しています。エンパワー・オイル社のモットー「痛む場所につけて。さすって。繰り返して」が全てを物語っています。リラックスや元気回復に使える外用品を探しているなら、ジプシー・マジック社のようなバスソルトやバスボムがお勧めです。CBDの湯に浸かることほど、全身をリラックスさせてくれるものはないでしょう!
医療大麻の喫煙は有益ですが、全ての人、特に概して大麻初心者にとって実現可能な選択ではありません。CBD製品は、医療大麻水を試したい人々にとって優れた足がかりとなります。CBDの発展について大麻を知らない家族や友達に教えることは、ヘンプコミュニティーの義務です。
日本で販売されているCBDオイルでも鎮痛効果や緩和ケアを期待できますよ!


